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フロー理論 アクティビティ高付加価値、楽しさ、満足度とは何か

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フロー理論をベースにした、アウトドアアクティビティの高付加価値化や満足度について分析したノートです。
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「誰かのSMOTが誰かのZMOTになる。」マーケティングとフロー理論を合わせるとどうなるかを考える。

アウトドアアクティビティでは、特にサイコグラフィックでセグメントした観光層やリフレッシュ層をターゲットとした場合、対象のアクティビティを人生で初めて体験する/体験した、ということも多いため、消費財と異なり、個々人の過去の経験(使用感など)が、ツアーを決める(選ぶ)判断材料にはなかなかなりにくい。そのため、まず個々人の人生における好き嫌いや興味関心経験などのベースとなる感情群があったうえで、認知フェーズが重なり、予約の土壌が形成された上で、実際の予約トリガーとなる何かが発生する

フロー状態になると、なぜ時間感覚がずれるのか ~ヒトは時間をどのように知覚しているのか~

フロー状態という、初めて聞く人にはなんだかよくわからない言葉も「楽しくてあっという間に時間が過ぎ去った経験」とか「気がついたら終わっていたという経験」というような言葉に置き換えると、大体の人が「ああ、そういうことは人生で何回かあったな」と気がついてくれたりする。 時間感覚が早くなったり遅くなったりするということが、一般的な「感覚」としてフロー状態に入ったか、入ってないかを理解する大きな要素であることは間違い無いように思う。 では、なぜフロー状態になると時間感覚がずれるのか