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【タイ】スペシャル対談!!SackitemのFirst CEOのアップサイクルに対する思いとは?

別途公開した記事(以下リンク添付)で、写真左のSackitemのFirst CEOとの対談が実現するまでの経緯をご紹介しましたが、今回はその対談の内容を公開します!

Firstさんの連絡先をGETしてすぐに会いたい!とメールを送ると、すぐに返事が来て、ラインでやりとりしようと返事が来ました。

タイの人は、初対面でも(今回のケースでは会ってもないですがw)すぐにランを交換します。逆にメールで問い合わせをしてもあまり返事が返って来なくて、ラインやメッセンジャーなら割とすぐ返事をくれます。

無事Firstさんとラインのやりとりが始まりましたが、Firstさんがどんどんメッセージとか写真とかを送ってくれて、その日はラインが途絶えませんでしたw とても気さくな方でよかったです!

ラインを始めた3日後に会えることになり、待ち合わせは近くのCentral Lat Phraoというショッピングモールになりました。

当日向かっていると、マクドナルドで待ってるよー!とラインをくれました。本当に気さくな方で、会うのがますます楽しみに、わくわくしながら向かいました。

実際にお会いして、インタビューした内容がこちら↓↓↓

** ーーなぜアップサイクルの事業を始めようと思いましたか?**建設現場に行く機会があり、そこで使われていたセメント原料が入っていた袋が丈夫でこのまま捨てるのはもったいないと思ったのが最初のきっかけでした。 **ーー商品の特徴を教えてください。**まず製品の基礎は紙製のセメントやプラスチック原料が入っていた袋を綺麗に洗浄して使用しています。内側には防水加工をして、表面にはリサイクル素材の樹脂でカバーしています。リユース素材とリサイクル素材を組み合わせたアップサイクル製品です。

ーーどんな方が多く購入していますか?
基本的には外国人観光客の方が多いです。しかし、多くのタイ人が集まるバンコク市内のSiam Discoveryというショッピングモールにも商品を置いているので、タイ人に向けてもアップサイクルやリサイクルの必要性について訴えかけています。

ーー店舗はどこにありますか?
バンコクで出店しているメインの場所が、週末限定で開かれる「チャトチャックウィークエンドマーケット」です。そのマーケットの中でもアート作品の展示等を行うエリアに出店しています。他のエリアでは安いお土産品店が多いので、少しでも価格が高いと、商品を見てもらえず、商品の良さを伝えることができません。あえてアート作品のアトリエの近くに出店することで、商品の良さを見極めてもらえる客層をターゲットにしています。チャトチャックウィークエンドマーケットの他にもバンコク市内に3箇所のパートナーのショップで販売しています。

ーーデザインはどなたが行っているのですか?
デザインは全て私が一人で行っています。

ーーデザインのインスピレーションはどこから得ていますか?
最初のモデルはバックパックだったのですが、それはマクドナルドのテイクアウト用の紙袋からインスピレーションを得ました。その他にも、自分なりの個性的なデザインになるように、日々の生活の中で常にアンテナを張っています。

ーー事業を始めるにあたり大変だったことはありますか?
全くのゼロからのスタートだったので、セメント袋が集まりそうなリサイクル工場に手当たり次第連絡をしたり、セメント袋のメーカーにも製品化の許可を得なければいけませんでした。事業が軌道に乗ってからも、全くアップサイクルではないコピー商品が出てきたりと問題が山積みで、一つずつクリアしていくのに苦労しました。

ーー軌道に乗ってから周りの反響はありましたか?
軌道に乗ってからは多くのメディアにも取り上げて頂き、反響はかなり多かったです。最近では海外にもパートナーとして販売してくれる方も増えてきて、現在でドイツ、スイス、韓国にパートナーがいて、近々イギリスにも展開する計画です。

ーー最後に今後の目標を教えてください。
今後はより多くの方に私の活動を知って頂きたいので、パートナーを増やして、海外展開をしていきたいです。

2018年10月18日
インタビュイー:First CEO
インタビュアー:VP 林勇士

FirstさんのブランドSackitemの商品は中の袋の柄と切り取り方が異なるため、同じ柄の商品は1つもありません。

メインのバックパックの他にも、トートバッグや財布など様々な商品があります。

近いうちにSackitemの商品が日本でも買えるように、僕がネットショップを開く予定です。その際にはnoteやsnsでシェアしますので、しばらくお待ちください!

バンコクに来てから、Sackitemの他にも様々なアップサイクルブランドの代表やデザイナーの方々との面談を続けているので、このような対談記事は今後も続きます!

お楽しみに!

Sackitemについての詳細はこちらの記事をご覧ください!


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