【タイ】タイ人の環境意識について
バンコクに来てから、街にゴミ箱があれば覗いてみたり、タイ人と話す機会があれば、環境意識について聞いたりしています。
タイでもここ1年くらいで急激に環境問題がニュースで取り上げられるようにらなったようです。
たしかに毎日のように、ゴミ問題(特に海洋プラスチック)のニュースが流れています。
タイ人が環境問題を意識し始めたきっかけが、このニュースです。2018年5月にタイとマレーシアの国境付近の運河で、一頭のクジラが打ち上げられていました。呼吸もうまくできておらず、5日後に死んでしまいました。解剖の結果、80枚のビニール袋を始め、約80kgのプラスチックゴミが胃の中に入っていたようです。
このニュースは世界中にインパクトを与え、海洋プラスチックの問題提起が世界中で湧き上がっています。
このニュースの影響なのかはわかりませんが、僕がバンコクに来た2018年10月時点では、ゴミのポイ捨てをしている人はほとんど見ていません。
昨年から中国が雑品やプラスチックの資源としての輸入に規制をかけた影響で、不法投棄は多いです。街中の空き地にも不法投棄されている光景もよく見ます。
街中にはエコなショップやカフェもちらほらあることからも、タイ人の環境への関心が垣間見えます。
僕の関心上、タイ人に会うとエコとか環境問題のことを聞くのですが、多くのタイ人は問題意識もあります。
タイ人はあまり自炊をする文化がないので、食事は食堂やレストランで食べるか、露店でお惣菜を買って帰ります。
そのお惣菜も1種類ずつ個別のビニール袋に入れられます。
また、タイ人は缶やペットボトルに直接口をつけて飲むことに抵抗がある文化らしく、全てにストローを使って飲みます。
このように、あまりポイ捨てはしないにしても、プラスチック容器やストロービニール袋の使用頻度は日本と比べても格段に多いため、その点は今後改善が必要と言えます。
多くのショップでリユーサブルなストローとその手入れセットが売られているので、外でジュースを飲む時はマイストローを使うとか、露店に惣菜を買いに行くときはタッパーを持参するとか、そんな行動をする人が増えるように、啓蒙活動を続ける必要があるようです。
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