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【ミャンマー】アップサイクル集団「Chu Chu」の工房には、アップサイクルの仕掛けがたくさん!!

ヤンゴンでお会いしたShin ThantのPeterさんに連れられて、ヤンゴンで活動するアップサイクル集団の「Chu Chu」の工房に行って来ました。

このChu Chuは正確にはヤンゴンから川を挟んだ、ダラ地区という場所にありました。川を渡っただけでこんなにも違うのか!!というくらい全く違うう雰囲気でした。

ダラ地区に行く船もミャンマー人は100チャット(約10円)で、外国人は2,000チャット(約200円)と料金の違いがありました。他の方のブログを見ると、この船は日本が寄贈したものらしく、パスポートを見せたりして申請すれば、日本人はタダで乗れるらしい。

僕はすっかり慣れたので、そんなに驚きませんでしたが、東南アジアにあまり慣れていない方がこの現場に行くとちょっと驚くかもしれませんね。笑

ということでバイクタクシー(通称バイタク)でChu Chuの工房に向かいました。港からバイタクで8分くらいでした。

ずっとこんな道のり。外国人観光客も結構来るって言ってたけど本当だろうか?

これがChu Chuの工房です。一応看板はあるけど、あの田舎道のさらに奥に入って行ってたから、初見では絶対行けないと思います。笑

奇跡的に自力で行けても、街中みたいにバイタクがどんどん来る訳ではないので、港から乗ってきたバイタクを待たせとかないとなかなか帰れません。

この方がここの責任者のWendyさんです。Peterさんの叔母さんらしいです。昔はNGOとか色々なところで働いて、Chu Chuも立ち上げ当初くらいからずっと働いているらしいです。

Chu Chuがこの少し辺鄙な場所にあるのも、この土地が元々Wendyさんが所有していたからだそうです。

前行ったHla Dayもそうですが、中はとてもカラフルで可愛らしいデザインです。Hla Dayの紹介はこちら↓↓↓

Hla Dayにある商品のほとんどは、Hla DayとChu Chuのコラボレーション商品だったので、こちらの工房には、Hla Dayにはなかった商品も多く見応えがありました。

ちなみにChu Chuのベストセラーはビニール袋と新聞紙からアップサイクルした財布でした。

商品の全てのこの工房で作っているらしく、僕が行った時は、タイヤチューブのカットと縫製を行っていました。

Chu Chuの工房は商品を見たり、作業風景を見たりするだけでも楽しいですが、実はもっと秘密が隠されていました。

そう、よく見ると、この工房の建物自体が、ワインボトルやペットボトルで壁が作られているのです!

壁だけじゃなくて屋根にも秘密があります。よく見ると天井もタイヤで出来ていたり、写真では見えにくいですが、このランプも屋根に穴を開けて瓶を刺しています。そうこの光は太陽光を瓶で拡散させた光だったのです。言われるまで全く気がつきませんでした。(雨漏りしないのかは聞き忘れました。笑)

そうなるとどんどんアップサイクルが見つかり、このベランダの床も割れたタイルを使っていたり、

ベランダの屋根はコーラのラベルで出来ていました。

細かいですが、このディスプレイは、傘の骨をリユースしています。

日本に帰国した際には、僕もエコショップ的な店を出したいと思っているので、すごく参考になり、すごく刺激をもらえました。

最後に、この写真右に写っているのがPeterさんですが、彼はペットボトルの水をほとんど飲みません。彼は、ただアップサイクル製品の販売や普及活動をしているだけでなく、「ミャンマーの街からプラスチックゴミをなくす」という目標に向けて、ご自身の生活も変えているとのことでした。

この時、僕はかなり喉が乾いていて、リュックにはペットボトルの水を持っていました。しかし、丸ごとアップサイクルで出来た工房で、エコの意識が高い方々とエコについて語っているのに、僕だけ平気でペットボトルの水飲んで、プラスチックゴミを出すという行為をすることが、とても恥ずかしく思え、その場では飲むことが出来ませんでした。

Peterさんへのインタビューはこちら↓↓↓

この時の僕のように、無理やりエコを押し付けられるのではなく、エコ意識の高い方々に感化されて、自主的に行動を変えていく人が増えていくのが理想的だと強く感じました。

僕もそのようなエコ意識の高い人を増やせるように、言うなれば「エコインフルエンサー」のような役割も担えたらと思います。

もっと頑張ります!

▼Chu Chu Facebook:https://www.facebook.com/ChuChuYangon
Chu Chuへのアクセス等の詳細はFacebookをご確認ください。

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