日本の医療は、何を守っているの?
ある患者さんの話です。
患者さんA:
『この間、突然頭が痛くなり我慢できなくなり先生の病院を受診したの。
すると、紹介状が無いから、「初診料が7700円かかります」
と言われたの。時給1000円足らずの私が、払えるわけないじゃない。
それで、我慢して帰って近所の医者に紹介状を書いてもらおうとしたら、
「書かない」と言われたわ。仕方がないから、薬局で頭痛薬を飲み
なんとか治まったの』
患者さんB:
『夜、急に下血して、目の前が暗くなってきたので、タクシーで近くの
国立病院を受診したんだ。すると「当院は、救急の処置ができない」と
言われ、点滴1本取ってもらえず、
そこからまたタクシーで救急病院を受診した。
そして、緊急で胃カメラをしてもらって止血してもらったんだ。
すると、そこの医者に「もう少し、遅れていたら助からなかったでしょうね」と言われた。』
コロナ感染対策にしても、世界がポストコロナになっているのに、
未だに2類を5類にすることなく、感染者が増加すると
100万人を超える人が、自宅で抗原キットやPCR検査で自分で診断し
解熱鎮痛薬を飲み、自分で治療しなければならない医療。
世界に誇れる国民皆保険制度などと言うが、最近日本の医療は、
患者を守らず、意味不明のルールばかりが増え、
何を守っているんだろうと思う今日この頃です。
医療が、患者さんを守らないなら、自分たちで健康を守る
予防医学を勉強しなければなりません。
本当に最近の医療は、何かが狂ってしまっています。
ありがとうございました。