文明から少し離れてみて
家を出るまでの時間で、文章で遊んでみる。
先日、長崎へ行った時のこと。
そこでとある「仙人」に出会った。
彼の文明から離れた生活に触れていく中で、机上の空論ではなく実際に体験したからこその言葉の一つひとつにエネルギーを感じた。
雲仙というエリアの空気感もすごく良くて、いかにして普段自然から隔絶されているのか、実感した。
視界に占める自然の割合が少ないと、思考が自己の内面に「誤った」角度で入射してきているような気がする。
ここの説明が、文章にするのがなかなかに難しい。
自然の中のわたし、が前提の場合と
自己認識の中のわたし、が前提の場合とでは思考の流れが変わってくる。
「人間は環境の生き物」とはよく言ったもので、周辺環境の影響に適応する能力の高さを感じた。
人と人の物理的距離が不自然に近いがゆえに、心の距離を離すようにしているのかも。
人間は無意識に様々な調整をしているのだが、あまりにも不自然な環境に馴染むと、何が要因で「違和感」を得ているのか迷子になるみたいだ。
やはり、時々は自然の中に飛び込むべきだと感じた🤔
自己認識にとっての自然と
人間という生物としての自然は
大きく異なるもの。
なんだか、大きな「自然」に触れた数日間でした。