波瑠ゆいこ

幸せや生きることについて壮大かつ深めに考えがち。 かんがえていること、日々のこと、きも…

波瑠ゆいこ

幸せや生きることについて壮大かつ深めに考えがち。 かんがえていること、日々のこと、きもちを思うままに🖋

最近の記事

海に抱かれて

関東で海の近くに住んでいる友達から、 撮りたての海の写真が届いた。 太陽が沈みかける海を眺めていると、 喉元が詰まるようにぐーっと込み上げてくる 何かを感じる時がある。 ハートの部分が解けていく感覚と満杯になった水が コップから溢れ出てくるような感覚を同時に感じる。 特に悲しいことがあった訳でもないのに、 なぜか涙が溢れ出してくる。 陽に当たり過ぎて肌が火照ってしまうように、 いろんな感情や価値観に触れ過ぎているサインなのかも。 日々の小さい選択も、 「あの人だった

    • “夜と霧”を読んで

      Contents ・本を手に取るまで ・印象に残った言葉 ・「生きる意味」とは <本を手に取るまで>読後の感想や宇多田ヒカルがSNSライブで視聴者からの「仕事とは?生きる意味とは?」という質問に対してこの本を引用した、と聞き興味が湧いて読んでみました。 著者であるヴィクトール・E・フランクルが、アウシュビッツ収容所に被収容者として送られてから解放されるまでの体験記が淡々と綴られています。 ヴィクトール・E・フランクルは、オーストリア出身。「心理学の三大巨頭」の内の二人に

      • 彼女の世界

        彼女は彼女で、彼女はあなた。 彼女は、透明無色の玉を持っている。 あなたを無色透明の玉に通したら黄色。 きみを無色透明の玉に通したら緑色。 彼女の世界では、あなたは黄色で、きみは緑色。 あの人はピンク色で、この方はオリーブ色。 彼女は彼女で、彼女はあなた。 色とりどりの人で溢れている。 * 彼女の心の反応に世界は呼応する。 彼女が悲しみに包まれれば、悲しみの世界に。 彼女がよろこびに包まれれば、よろこびの世界に。 心模様にあわせて、世界が染まる。 *

        • 唯一無二

          女心というものは、欲深くでいながら繊細。 輝いているあの子への嫉妬は【嫌い】ではなく【憧れ】のサイン。 あの子になりたい、ではなく、あの子を纏っている世界に対する憧れ。 あの子の纏っている世界は、愛とゆるしの世界。 どんなメイクやファッションをしても、どんな振舞いをしても、どんな発言をしても すべて受け入れられる、無条件の愛とゆるしの世界。 私は気付いている。あの子に対する感情は、嫌いではないことを。 私は気付いている。私が私を一番嫌っていたということを。 私

        海に抱かれて

          羽根のついたハート

          私たち一人ひとりのハートにある羽根。 いつだって羽根に護られ、守られている。 ハートがこれ以上傷つきたくないといえば、あらゆるものから守ってくれる。 感じたくない、外に出たくないとハートがいえば、どれだけでも護ってくれる。 ハートが拗ねていれば、何時間でもあたたかく毛布にくるむように包み込んでくれて、 知りたい、希望をみたいとハートがいえば、その世界に羽ばたかせて連れていって、煌めきを与えてくれる。 羽根は、常に私たちのハートに寄り添ってくれている。 思考ではな

          羽根のついたハート

          これからも、自分に正直に

          最近気づいたことがあります。 ずっと周りと合わせられない自分に負い目を感じることが多かったけど、私は、自分に正直でいたい、という思いが強くあるのだと思いました。 昔から色んなことに違和感を持ちやすいタイプでした。そして物事を本質的に捉える傾向が強かった。 小さい頃から、人との会話の中や物事に対して、違和感を感じることが多かった。 「なんか嫌だな〜」「なんか違う、、」という感覚センサーは、小さい頃からあった。 ただ、小さい頃はそんな感情のことを教えてくれる人もいないし

          これからも、自分に正直に

          この世は美しいもので溢れている

          ”私の目が映し出し、創り出す世界。 この世は美しいもので溢れている” 各々が持つ“美(感性)”。 その美に触れた時、私の心はとても喜んでいる。 美(感性)に正解不正解のジャッジは無い。 キレイに魅せようとしなくても、あられもない心に“美”は宿る。 自分の持つ“美(感性)”を取り戻すために、時間とお金を費やしてきた。 自分を知ることから始まって他人のことも知った。より自分の個性を活かせることを模索した。 自由な言葉で、自由に感じていることを表現したいって思っていた

          この世は美しいもので溢れている

          「水を縫う」を読んで。~囚われを超えた先にあるもの~

          本屋で手に取った瞬間、心が清らかになる感覚に包まれた。たまにくる直感的なサインだと思い購入した。 「男なのに」裁縫が好きな弟の清澄と、その家族に纏わる話である。 「女なのに」かわいいを避けてしまう姉の水青。「母親らしさ」に悩むさつ子。「父親らしく」なれなかった全。「男尊女卑」の時代に育てられた祖母の文枝。 それぞれが世間一般の「普通」に囚われながらも、葛藤や摩擦を繰り返して、少しずつ心の傷を癒し解放をしていくストーリー。 刺繍が好きな弟の清澄が姉の水青のウェディングド

          「水を縫う」を読んで。~囚われを超えた先にあるもの~