発達障害の壁と希望
最近、久しぶりに病院に行ったら薬が増えた。
そこから体調と気持ちに変化が出てきたので今日は自分の特性とかについて話していこうかと思う。
実はADHDとASDの持ち主
一見わからないってよく言われるけれど、実は私ガチの発達障害持ち。
衝動性強くて何しでかすかわからん。目的のためには手段選ばないところあるから金銭管理も生活管理もずさん。
不注意多いからケアレスミス多い。
落ち着きなくて飽き性。
アスペルガーの方面で言えば積極奇異型なので人との距離感がわからなくて仲良くなりすぎると軋轢を生みやすい。
もう、欠点の塊みたいな存在で学生の頃はよくいじめられてた。
勿論二次障害でうつ病にも解離性障害にもなって大変だった。
周りの大人たちからの暴言などもあり正直、自分っていていいのかなってなることばかりで思えば、よく今まで生きてきたな。と自分に感心する時がある。
自分をある程度制御したくて薬を飲んでる。
最近増えた薬と言えばADHD対策の薬で代表的なストラテラなんだけれどこれはこれで確かにすごい薬だけど代償もデカイなって感じる。
副作用としては軽い頭痛や吐き気、あと腹痛が少し辛い。
急に痛みがくるのでかなりびっくりはする。(これも慣れなのだろうか。)
でもいいこともあって。
衝動性は比較的減ったので今まであった抑えきれない食欲や衝動買いは減ったかな
減ったというか、物事への感心や欲求に向けての衝動が『無』になった感じ。
興味がなくなるという言い方のほうが近いかな。
なので『買い物したい!とりあえずあれもこれも欲しい!食べたい!』
というむちゃくちゃな行動はしなくなったので少しお財布に優しくなったと思う。
だから精神的な余裕は若干だけど出来て、自分を責めることは減った。
ちょっとずつ自分を褒めれるようにもなった。
他にも日によって精神が不安定になりやすいので、安定剤的な薬もいくつか飲んでいるけど(落ち込みすぎてたまに効かなくなる時もある)
薬ってあまりいいイメージ持たれないことや飲むことへの抵抗もあるかもしれないけど使い方を間違えなければ、自分のバランスを正せるだいじなものだと感じる。
自転車でいう補助輪
普通に生活ができる人もたくさんいるけど私とかみたいな補助やサポートがないと生きるのが何倍も大変な人もいる。
でも補助輪をつけてあげることである程度は普通の人と同じように道を走ることが出来るんじゃないかなって。
だから、薬を飲む自分を受け入れて、欠点がある自分も受け入れるようになってきた。
好きなこと=生きる希望の架け橋
生まれつき敵を作りやすい個性を持って生まれてきた私。
こんな人生辞めたい。とも思ったこともあるけど
最近少しずつ頑張ろうって気持ちが強くなってきたきっかけ。
私は写真と笑顔だった。
自分が写真撮って、人に見せて、喜んでもらえて、笑顔になってもらえる。
それがすごく嬉しくて
もっと喜ぶ人の笑顔を残したい。いい瞬間をシャッター切りたい。
って強く思って写真を仕事にした。
今まで何もかもうまくいかず、すぐ飽きてた私が一番本気になれたものだった。
たまたまそれを見つけられたことも奇跡だし、結果的にそれに導いてくれた人たちにもすごく感謝してる。
写真に関わっている時が一番ポジティブになれて生きてる実感がある。
『好きなこと』の威力は本当に凄まじい。
あとは、衝動性=行動力にも繋がるので自分の発達障害が時にはメリットにもなるからある意味フリーランスは自分に合っていたかもしれない。
(生活管理は未だに制御不能な部分もあるから苦労はするけど・・・)
でも、落ちるまで落ちた私は『好きなことと助けてくれた人たち』のおかげで立ち直ることができた。
だから私も自分と同じように今も辛い思いをしている人の補助輪になれたら、と思う。まだまだ力不足だけどみんなの『好き』を一緒に見つけられるカメラマンになりたい。
これを読んでくれて少しでも励みになれる方がいたら嬉しいです・・・(*´-`)
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