色遊びに見る、『ダメ』って言わなかった結果の一例。

新年いかがお過ごしでしょうか。
わたしは登山でせせらぎに癒やされたり深呼吸したりしたらとっても絶好調になったので、先程までPC仕事していました。調子いいー。笑


さてさて、今日は色遊びに見る『ダメ』って言わなかった結果の一例をご紹介します。

これは、ある日の色遊びのエピソード。

ポスカを握ってお絵描きしていた子どもが、水が溜まった猫車(リヤカーみたいなもの)に出会ったんですよね。

で、自分の腕ごと水に突っ込んでみる。
ポスカのインクがたゆたう。
他の色も持ってきて入れてみる。
その楽しそうな様子に釣られて周りの子どもたちもポスカを投入し始める!

・・・なんてことも、ありました。



その遊びから半年以上経ってから、その子のお母さんがぽつりと呟いていました。


「ポスカを水に入れた時、綺麗だったよね~。
ほんとは止めた方がいいかなと思ったけど、周りのみんながダメって言わないから、わたしもダメって言わないで見てられたんだ。
ポスカのインク独特の色がまた、綺麗だったね~。」



その時の色水の綺麗さが、お母さんの中にも印象深く残っていたようでした。


偶然の行動から、水の中でたゆたうインクに気づいて、面白くなって繰り返す。
「こうしたい!」と自分の中から湧き上がってきて、探求する。
そして、それを面白がったり、同じものを見て感性を働かせたりする大人のまなざしがある・・・。



お家でも、プレーパークでも、保育園幼稚園それから学校でも、そして普段の街かどでも。子どもの暮らしのなかで、こんなシーンを少しでも増やしたいなあと、思っています。

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