コペンハーゲンでTEDに参加してきた!
海外のTEDカンファレンスに実際に参加するという体験は、オンラインの何倍もの興奮と感動がある。アーティスト、サイエンティスト、起業家などの素晴らしいアイデアを直接聞き、インスピレーションを得ることのできる圧倒的な体験である。現在、私が大学院在籍中に働いている、スカンジナビア最大の未来学シンクタンク、コペンハーゲン未来研究所(Copenhagen Institute for Futures Studies)の上司であり、私のメンターでもあるデンマーク人のANNE DENCKER BÆDKELがスピーカーとして登壇するということで、TEDカンファレンスに参加させてもらった。
TEDカンファレンスは、私が新卒で資生堂に入社し、当時北海道で働いていた頃に『TEDxSapporo』の立ち上げをしたりと、思い出深い存在。みんなで仕事後や週末に集まって企画を練ったり、スポンサーやお金集めをしたり・・・手探りの中でのイベント運営は大変だったけれど、本当に楽しかった貴重な思い出。今も、当時一緒に頑張った鈴木さんを中心に盛り上がっているようで、日本帰国したら、ぜひTEDxSapporo観に行きたい。
なので、運営側での経験しかなく、観客として参加したのは今回が初めて。
TEDxCopenhagen。会場は遊園地。
しかもクリスマスデコレーションでロマンチックムード満載!!!
巨大な水槽
さらに会場内には、魚が泳いでいる。まるで水族館のよう。笑
リラックスできるスペース
お酒やコーヒーを楽しめるスペースが沢山あって、心地が良い。
食事のクオリティも高くて、デンマークならではのオープンサンドイッチや暖かくて食べ応えのあるスープ、そして、デザートまで用意されていて、至れり尽くせり。
ロボットトラッシュ
ゴミは、このロボットゴミ箱が回収をしてくれる。みんなが食べ終わった頃を見計ったかのように、ゴミ箱の方から動いてやってきてくれるから、ゴミ箱どこだろう〜と探す必要が全くない。笑
充実の余興
スピーチの合間にはコメディアンが出てきたり、ダンサーが出てきたり、観客を飽きさせない工夫が沢山されていて、素晴らしかった。
スピーチ
今回のテーマは「EXPECT THE UNEXPECTED」だった。人類の歴史の不安定な時代、私たちの日常生活に前例のない規模で影響を与える急速かつ交差する技術の進歩によって形作られる時代を案内するようなアイデア。
アイデンティティとは何か、ということを考えさせられたり、遺伝子についてもっと知識を深めたいと思ったり、様々なインスピレーションを受けた。
最後の登壇者
ラストを飾ったのは、”Pesence”というタイトルで、これからの未来をつくる子ども達からのメッセージだった。
"We need you. And you need us. "