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愛された記憶という不確かなものを確かに抱く強さが欲しい

職場の上司から、愛について語ったエッセイをもらった。その感想を書いた。

「愛されている状態」を知らないと愛される自分を愛すことはできないよなあというのが読んで1番最初に抱いた感想でした。

頭でわかっていることと、体感として落とし込めていることってやっぱり埋められない差があります。「愛されている状態」を言葉で、文章で、声で、いくら巧みに説明されたって、パッと目の前が開けるくらいその説明がすばらしくたって、そのおかげで愛というものが理解できたって、己のこととして語れる経験のうえに成り立ってなければ「愛される」って正しく分かりません。愛を状態として知る必要がある。

他者から愛されることと、自分で自分を愛することって地続きであるけれど違う気がします。他者から愛された確かな記憶があるから、その記憶をもとに自分を愛せます。己に向けられる愛に気づけます。向けられた愛に返事ができます。

不足も過剰もなく自分にとって適切な量で自分を愛したいです。


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