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日本の最北端の旅1「北海道えりも町」

 この記事は私が住んでいた、または行ってみたことがある地域の魅力を存分に語っていく内容になっております。
 例えば「どこどこのあの店のあの料理がうまい」「どこどこのあのスーパーのこんな店員がいい人」「ここの有名な観光地はここ」など、事細かに紹介していきます。そして記念すべき第一の町は私が中学までお世話になったえりも町を取り上げていきます。

えりも町はどこにある?地名の由来は?

赤丸の位置がえりも町です

 そうです。えりも町は北海道のおけつの部分です。しかし、地名の由来はアイヌ語で「突き出た頭」という意味の「エンルム」からきてます。だいぶ下のほうにある地域の割には「頭」であると図々しく主張するのが私の育った地えりも町です。

観光スポットは?

 有名な観光スポットといえばずばりえりも岬でしょう。えりも岬の名物は私が思うにゼニガタアザラシです。ゼニガタアザラシは日本に約1000頭生息していますが、えりも岬には400から500頭生息しております。岸辺に行けば相対することができるかもしれません。
 そして、なんといっても風が強いです!平均10mの風は吹いてますね。当事者からすると当たり前です。「20mはちょっと強いかな?」といった程度の風耐性がえりも民には備わっていると思います。小学生のころ、たまに同級生が風に吹き飛ばされたと聞かされたこともありました。しかし安心してください。風が原因である人身事故は極めて少ないです。

海産物や昆布漁

 漁師の町ということで、観光客によると海産物がたまらなくおいしいそうですが、翻って我々えりも民はその恩恵をあまり感じたことがありません。毎日余るほど食卓に海産物が並び、たちまち飽きるという現象が起こるのです。私はたまに出るとんかつがたまらなく好きでした。
 夏になると町のいたるところにある石浜にびっしりと日高昆布が干されています。晴れの日は朝早くから昆布取りだと騒いがれ親には5:30くらいに叩き起こされたのは悪い思い出です。漁師の父が小さ目の船で出発し昆布を腕っぷしで引っこ抜いて、築港で軽トラに昆布を移し石浜まで積んでいき何人かで干すという仕組みになっております。小学生でも手伝わさせられます。非常に面倒です。なので海産物のありがたみを知らずに成長していくのだと思います。しかし、その反面報酬は弾みます。生々しい話1日で50万の売り上げを出すところもあります。少なくても10万はくだらないので夏に昆布を手伝うと中学生ながら5万や10万を夏休みに稼ぐことができるのです。   
 大人の報酬は更に多いです。

えりもに来てみてね!

 風は強いし、コンビニも3軒しかないし、生臭いし(そこまで臭いはしないです笑)、アザラシは多いですが、海産物は顎が落ちるほど美味しいとの評判です!それだけでも来訪の価値はあると思うので人生で1回は訪れ
てみてください。


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