複数の子宮筋腫と内膜症が見つかったときの話
詢川さんの生理の企画のってみます。駆け込み乗車ギリギリですが。。
※出産、生理、病気の話がでてきます。
まだ子供を生む前、アラサーで、アフター5は残業したり、論文を書いたり、ヨガ教室に行ったり、常に忙しくしていた頃。
『将来、子供を産みたいなら、20すぎたら婦人科で定期検診を受けないとダメよ』
と、会社でジーパンまでどっばー出血&救急車&卵巣の手術になった先輩からアドバイスを貰っていたのに。
私は以前に、いつもよりあまりに酷い脂汗の止まらない生理痛で駆け込んだ婦人科で1時間以上待って、めんどくさそうに診察する女医さんから、内診されることもなくロキソニンを処方されるだけという対応をされたことで、
(後にわかったのですが、どうやら婦人科を並列しつつ不妊治療のほうが専門のクリニックだったようで、私は場違いだったようです。)
毎月有給休暇で寝込むほどの生理痛でも、病院に行ってもロキソニン飲んで寝るだけなのかと思いこんでいたので、婦人科からずいぶん足が遠のいていました。
しかし、自分の結婚式が生理日とかぶってるという、絶対に白い服から逃れられないイベントのため、重い腰を上げ、婦人科へ生理日をずらす相談に行ったんですよ。
会社の近くの繁華街にある予約なしで行ける婦人科は派手目なアジアおねーさん達でいっぱいで、また場違い婦人科を選んでしまったかと、ドキドキして待っていたのですが、診察室にいらっしゃった先生はお上品なおじさまという感じの男性医師でほっとしたのを覚えています。
『生理をずらしたいから薬をください』と私が言ったのを遮って
『これくらいの年齢で働いてると、多いんだよね、とりあえず乗って』
と診察台にのせられ、
『ほら、やっぱりあった』
と、子宮筋腫と内膜症を見つけて説明してくれました。
『筋腫は複数あるね、内膜症はひどいね』
薬を貰いに来ただけなのに、おもいがけず病気がみつかり、当時はけっこうショックを受けてたように思います。先生は内膜症の治療としてピルを飲む方がいいでしょうとおっしゃっていたけれど、
(素人が理解した範囲だと生理をとめて子宮を休ませることが内膜症の治療みたいです。)
結婚式の日も迫っていたので、早めに妊娠しますといってピルではなく漢方薬をもらって飲んでいました。
(※内膜症と筋腫でもあくまでも私の場合はです、どんな対応になるかは症状によって色々みたいですよ)
でも、妊娠て、しようと思ってもなかなかうまくいかないもので、第一子妊娠まで2年くらいかかったので結構焦ってました。
その後、二人出産して、漢方薬が効いたのか、赤ちゃんが蹴飛ばしてくれたのか、
出産を担当してくれてた、普段クールビューティーな女性医師が、帝王切開直後に
目をキラキラさせながら
『癒着もなく、とってもキレイ!3人目もいけますよ♡』
と超笑顔で子宮を褒めていただきました。
先生、、そんな笑顔はじめてみたよ、、内臓萌えですか、いや私も職人なので対象は違いますが気持ちわかります。仕事中にキレイなデータに出会うと『美しいわ、、』ってニタニタしてます。と、言いたかったけれど
麻酔の抜けてない手術直後は答えることもできずウンウン首を降る程度しか反応できなかった。
出産により、産後太りにシミが増え、髪はパサパサで、外側は劣化甚だしいのですが、内側は美子宮✨を手に入れたわたくしは、ラッキーなことに生理痛がなくなりまして、あぁ、あの痛いのは病気だったんだなぁ、、としみじみおもってます。
そういえば、生理痛はなくなったけど、生理前にポンコツになって仕事が全然進まないのは治らず、、
しょーもないバグをスクリプトに大量発生させてたり、なのに全然みつからなかったり、全然データが頭にはいってこなかったり
もうダメだ私はエンジニアに向いてない、、とか落ち込んでたら、生理がはじまって、なーんだ、PMSか、10年以上やってて向いてないわけないじゃないのって。ってなるのの繰り返しです。
ベテランエンジニアでもこんなもんです。こんなんでも働いてます。だから、この時期にミスしても落ち込間なくて、オッケー!働いてもいいに決まってるじゃないか!波があって向いてないようで、でも波があるから沈まなすぎないでいられるのかも。
というわけで、女子のみなさん、20すぎたら婦人科の定期検診いきましょうね!