【社会人リケジョの新方程式#3】エンジニア⇒専業主婦化の問題点
はじめましてのひとはこちらの自己紹介からどうぞ
Yuita@ワーママエンジニアです。今回はエンジニアが専業主婦になることの問題点について。
エンジニア専業主婦化は私が社内で知っている以外にも、ほかの会社でも同様の傾向があるらしいことが他社の女性エンジニアや大学の後輩の話などを聞くとわかってきました。
もし、このことが社会に広く知れ渡ってしまったら未来のリケジョはどうなるでしょうか?
そう「リケジョ」です。そのキャッチーな言葉のせいで私たちはノーベル賞受賞者から高校で理系選択をしている女子高生まで、自分たちが全くそう思っていないにも関わらず勝手に社会からカテゴライズされています。
未来のリケジョへの影響
大学には税金が使われています。それは社会で専門的な労働力となることを期待された投資です。大学に補助される国費は年々少なくなっていて、大学の学費は年々上がっています。
リケジョが結局働かなくなるとわかったら、”そのほうが社会のためになる”と大学入試で女子を減点する未来がくるかもしれません。実際同じような理由で医学部入試で男女選別が行われていたニュースが最近ありましたね。
また会社も働かなくなる従業員を雇いたくはありません。エンジニアは立ち上がりに時間がかかり、利益が出るような働きができるようになるまで3年かかるといわれています。その間も、給料を払っていますし、先輩が時間を割いて仕事を教えているのは、その後活躍してくれることを見込んでの投資です。「入社したら3年はいよう」はそうしてくれないと会社側は投資失敗だからです。
今は政府の方針で会社で女性の割合を増やそうとしていますが、それがなくなったらどうなるでしょうか?
リケジョは働かないし投資回収できないし、国からみても会社から見ても投資がもったいないと思われてしまったら。
この法則ができてしまう前に、女性エンジニアであるあなたは辞める前に少しだけ考えてほしい。働くという場所に立つまでにすでに努力をしてきたはずです。エンジニアを続けれる方法を考えませんか?その会社じゃなくてもいい。
リケジョカテゴライズされているから、あなたが仕事を続けているだけでとても意味がある。
私は未来のリケジョたちが好きなエンジニアリングを仕事にする機会にすら恵まれない未来にはしたくないです。
今回は法則にしたくないので法則はありません。次回は女性エンジニアの鬱と良妻賢母思想です。