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英会話の講師が実感する、1歳の子どもから英語を学ぶメリット

こんにちは!

フリーランスで先生と美容室のレセプション、ウェブデザイナーをしているyuiです。

その中でもお仕事の半分を占めているのは、先生です。

先生と言っても色々ありますが、私の場合は前職の経験を活かしてホテルの専門学校の講師と2つの英会話教室に所属して講師をしています。

今回は英会話教室の先生での経験をもとにお話しさせてもらいます。


1歳から英会話ってどう言うこと?

英会話教室で私が担当しているのは1歳から12歳の子ども達です。

え??1歳から英語!?

って思いますよね。まだ日本語だって喋れない子どもが英語なんか習って大丈夫なのか?みたいな心配はよく聞きます。

でも、子どもにとって英語も日本語も音でしかないので問題ないんです。

例えば、私が言った英語をリピートできない1歳の子ども、

「What's your neme?」

「My name is 〇〇.」

ってリピートして聞かせていると、この問いかけに対すつ答えはこうなんだと理解してくるんです。

挨拶の時や上手にできた時に、私がすかさず”High five!”(ハイタッチ)をするので、挨拶の時には必ず右手でタッチ、上手にできた時にはタッチを求めてきてくれる。

1歳半の子です。

そして私が1月から担当しているその1歳半の子の半年で見せている成長が凄まじいくて、一緒のクラスのお母さん達もびっくりしているくらい。

「What's this?」=「これは何?」

ってい聞いているのがわかっていて、自分なりの表現で教えてくれるんです。

まだ日本語もままならない子が、私の英語を理解しているんです!

「Toss and catch!」=「トスした風船をキャッチ!」

と言って風船を渡せば、投げてキャッチする。本当にすごい!

もちろんこの成長は間違いなくご両親が週1回のたった40分のレッスン以外にも、英語に触れ合う時間を持っているんだと思います。

たくさん褒めてあげているんだと思います。

私の担当している子供達で特に4歳くらいまでの子達は、すぐ人の真似をしたがります。

そして、人のことを本当によく見ています。

だから、圧倒的に真似が上手!だから私がレッスンを楽しそうにすることが本当に大切で、真似したくなるような表情や楽しい雰囲気を出すことが必須なんです。

音で覚える子どもたちの英語力

子どもたちの耳には、英語はただの音として聞こえてくるので、文法や単語なんて理解していません。

だから、日本語を習得するのと同じように、まずは音で英語を覚えていきます。

小学生に入る頃に、あいうえおの文字の勉強を始めるように、後からアルファベットや文法を学んでいく。

これが小さい頃から英語を習ったほうがスムーズな理由ですよね。

この方法で英語を習得していった小学生の生徒達がぶつかるのは英語を読む壁にぶつかるんですよね。

耳で聞いて答えられるものも、文字で見て理解できない。

そして、学校でも英語の授業が始まり、英語教室で使っていた発音で英語を話すのが恥ずかしくなってくる。本当にもったいないなと思っていて、この子達をもっと自信を持って喋れる、英会話力を伸ばしてあげられる方法を模索中です。

私達みたいに大人になってから英語の勉強をすると、音の前に正しい文法で話せているのか気が気じゃないからw

そして、英語の正しい発音を意識しようものなら、日本語のトーンと違いすぎて恥ずかしいから。

英語はコミュニケーションツールなので、間違うことが恥ずかしいんじゃなくて、この時代にコミュニケーションを取ろうとしないこと自体が恥ずかしいのになぁと思うんです。

英語を通じて、海外の文化に興味を持つ子どもたちを、ご両親とともに先生として育てていけたらなと思います。子どもたちの英語教育の現場で感じることを、これからもコツコツ発信していきます。