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宇宙のツイン星  太陽と月が出会う時世界は変わる  #3

*↑↑屋敷の拝みの後のサン(魔物を寄せ付けません)


「いつからだろう?」

気がついた時には,無視できなくなっていました.

「パチッ!パチ!」

夜の部屋の中で音が鳴り響くようになっていました.

眠ろうとすると

「パチッ!パチ!」

それは朝方まで毎日続きました.

何日も眠れない夜が続き,イライラして音のなる方へ

塩を投げつけたりしました.

だけど,塩を投げつけると,ますます「バチッ!!バチバチバチッ!!」音は激しさを増しました.

親に相談しても

「気のせいじゃないの?気にしなければいいよ」

と全く理解はしてくれません.

沖縄のようなユタさんとかがいたら,良かったけど

私が住む町には,あまりそういう方はいませんでした.

親戚の紹介でやっと,見てくれた霊能者?は

「こんなのお祓いしたら,私が死ぬ」と言って帰ってしましました.


ますます不安になり,誰も助けてくれないのかと言う暗闇の中にいた時

また,思いがけない出会いがありました.

中学生の時,部活が一緒だったAさんが,

私の務める歯医者にやってきたのです.

歯科技工士のお手伝いをしていました.

久しぶりに会い,話してみると

引っ越しをしていたAさんのおうちは,歩いて5分もあれば着く距離でした.

今の自分の状況を話すと,

彼女の彼氏のお母さんが,近くの町で占い師をしていて,

「いろんな人の相談を聞いているから話してみたら?」

諦めていた私に光が差し込んで来たのです.

早速,Aさんと彼氏のY君が彼女のところに連れて行ってくれました.

彼女は

「あー,先祖のものだね.私がキレイに出来そうだ.もう安心していいよ」

「本当に!?」

「そう,大丈夫.それよりあなたが,そういうところにアンテナを合わせるから,こういうものを引き寄せるのよ.

もっと良いものに,意識をあわせなさい」

「もっと良いもの?」

「そう,神様とか,天使とか,良いものに意識を合わせていたら,低い波動のものは寄ってこれなくなる」

「どうしたら良いの?」

「ラジオでチューニングしてチャンネルを合わせるのと一緒よ.意識を合わせたら良い」

「そうか!やってみます」

そう言って彼女は私の手相も,見てくれました.

「まだまだ,若いからこれから沢山,苦労するね,でもこれも必要なこと.乗り切れるから大丈夫」

「結婚はできます?」

「ああ,するよ.あれ?一時期,旦那さんが二人になるね〜〜.50歳くらいに」

「え〜〜〜!!不倫するの??やだなー」

「でも,その後はどんどん幸せになるよ50歳からは物凄く幸せになるよ」

「もっと若い時にしあわせになりたいです!」

「まあまあ,幸せだろうけど,本当に50歳の頃からむちゃくちゃ幸せになるよ!」

「でも,不倫でしょ?」

「これは,不思議な手相だね,私もなんて言ったら良いのか,わからないけど...凄く幸せになるんだよ」

なんかスッキリしたような,しないような.

50歳なんて,それまで私生きているのかな?その頃の私には遠い未来過ぎてよくわかりませんでした.

でもその未来には,誰かが待っている

微かな兆しが見えたのでした.


その夜,家に帰り,教えられたように

それまでは意識しなかった、神様や天使に「これから私を守ってね」

お願いをしました.

「神様って何だろう?天使っているの?」

その夜から,あの音は全く無くなったのでした.


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