見出し画像

2024年に泊まったホテル×19をときめいた順に並べてみる

おしゃれか実用か、朝食つきか否か、思いっきり贅沢するかコスパ重視か……ホテル選びにはその人の価値観が色濃く反映されるように思う。

私の価値観や好み、予算までまる見えになってしまうけど、この記事では2024年に泊まったホテル(海外17+国内2)を"ときめいた順"でさくっと振り返る。

1. The Standard, Bangkok Mahanakhon(バンコク/タイ)

ひとめぼれして「絶対絶対ここに泊まる!」と勢いよく決済したザスタンダード。どこもかしこも手抜きなしのかわいさで、一歩進むごとに写真を5枚撮ってしまい、いっこうに前に進めなかった。勝手にメルマガ登録されてたけど、目の保養になるデザインだから許してる。

2. Heritance Kandalama(シギリヤ/スリランカ)

バワ建築のヘリタンスカンダラマ。あまりのときめき空間に興奮し、なかなか寝つけない夜を過ごした。たった1泊だったけど、すみずみまで探検できたので大満足。


3. Hospes Infante Sagres Porto(ポルト/ポルトガル)

なぜか40万円のお部屋にアップグレードされ、富豪気分を味わわせてもらったホテル。日頃の行いが良かったからかな?心当たりがありすぎる。

4. Sant'Angelo - Le Residenze, Matera(マテーラ/イタリア)

世界遺産の洞窟に泊まれるホテル。お部屋もいいけど、朝食会場のインテリアが好みど真ん中で、朝からテンションが上がりきった。

上品なスタッフさんに「シニョーラ、お写真をお撮りいたしましょう」と言われて撮ってもらった写真で、私は“ご満悦”としか表現しようのない顔をしていた。ちょっと恥ずかしいけどこれが私の生きざまよ。

5. Hotel das Amoreiras - Small Luxury Hotels of the World(リスボン/ポルトガル)

屋根裏部屋のようなつくりが女心をくすぐるホテル。ロビーやバーもこだわり抜かれていて、小規模ホテルならではの遊び心がたまらない。

6. Torel Avantgarde(ポルト/ポルトガル)

夫に「2人で滞在する部屋としてはちょっと狭そうだけど、かわいすぎるから1泊だけ泊まらせて!」と頼み込んで宿泊。

プールサイドでのんびりしてるとき、こういう瞬間のために働いてるんだよな〜と思えた。

7. ザ・リッツ・カールトン大阪

年に1回のお楽しみにしてるリッツステイ。クラシックなロビー、いつも横目でじいっと見てしまうコスチュームサロン、一度もがっかりしたことがない接客。ここにしかないときめきがある。

滞在中に読んでた本にリッツ大阪が出てきたのも最高の偶然。

8. Reykjavik Konsulat Hotel, Curio Collection by Hilton(レイキャビク/アイスランド)

クラシックとモダンがミックスされたような雰囲気で、映画のセットみたいなロビーに心を撃ち抜かれた。お部屋が広々55平米あったこと、隣が完全無欠のホットドッグ屋さんだったことにより加点。

9. Sofia Balkan Palace(ソフィア/ブルガリア)

機内泊と夜行バスを経てたどり着いた宮殿ホテルは、外観・内観ともにシンプルながら上質感たっぷり。お姫さま気分でくつろぎ、旅の疲れが吹き飛んだ。

10. Hilton Garden Inn Faroe Islands(トースハウン/フェロー諸島)

フェロー諸島伝統の草屋根とスタイリッシュな建物の組み合わせにきゅんとしたホテル。お部屋があまり広くなく、インテリアが華美じゃないのも、自分の部屋にいるみたいで落ち着く。ひとり旅にはこういうホテルがいい。


11. 熱海パールスターホテル

リピートしてる熱海の温泉ホテル。以下が推しポイント。

・これぞ熱海!というロケーション
・絶景インフィニティ温泉&客室露天風呂
・使いやすいレイアウトの客室&バルコニー
・くつろげて仕事もできるラウンジ
・バラエティ豊かな朝食ビュッフェ

この価格帯ならもう少し気の利いた接客でもいいな、ホテル内のレストランも……とも思うんだけど、それらを補って余りある魅力を備えてるので結局またリピートしそう。

12. 岩見荘(シギリヤ/スリランカ)

日本の漫画家さんが経営するゲストハウス。

ロビーから見えるシーギリヤロックに思わず「わ!」と声が出た。チェックイン時、ノリタケでスリランカティーを出してくださったのもときめきポイント。

13. lilit bang lumphu hotel(バンコク/タイ)

泊まってはない。帰国便までの荷物置き&シャワー用としてドミトリーを1ベッド確保し、チェックインの数時間後にチェックアウトした。貧乏バックパッカー時代の自分が目を丸くしそうな使い方だ。

1階のカフェにはタイらしいまったりムードが漂っていて、このまま世界2周目の旅に出ちゃおうかな〜なんて思ったりもした。

14. Tirana International Hotel & Conference Centre(ティラナ/アルバニア)

カンファレスセンターを兼ねているからか、お部屋とロビーはシンプルなわりに階段まわりだけきらめいてておもしろい。ティラナ中心部からのアクセスは抜群だしレセプションの対応が人間味あるものだったので、まあまあ満足している。

15. Hotel Theranda(プリズレン/コソボ)

お部屋はスタンダードだけど、ロビーのカオス感がツボだった。ミステリ小説だったら、見立て殺人が始まって一人また一人と消えていきそう。ホテルの目の前に「ザ・プリズレン」な景色が広がってたのもお気に入りポイント。

16. Hotel Excelsior Bari(バーリ/イタリア)

バーリ〜ミュンヘン(ここで1泊の予定)〜東京の飛行機が欠航になり、急遽航空会社に手配してもらったホテル。

全体的に無個性で、もうちょっといいホテルがよかったな~というのが本音だけど、とくに不便はなかったし、贅沢は言うまい。欠航という事態が楽しかったから加点しておく。

17. Hotel Boston(バーリ/イタリア)

特筆すべき点はないのだけど、清潔でアクセス至便、部屋からは海が見えて、全体的にバランスのいいホテルだった。すぐ隣においしいジェラテリアがあったので満足度が上がった。


18. Stay Hotel Porto Aeroport(ポルト/ポルトガル)

アイスランドからポルトガルに入国した日に泊まった空港ホテル。夜着だったので、空港から歩いていけるホテルを選んだ。

お手頃価格だけあってときめき成分はゼロに等しいものの、空港から気楽に歩けるホテルって意外と多くないので、その点はおもしろ体験だった。

19. ibis Styles Bucharest Airport(ブカレスト/ルーマニア)

モルドバからルーマニアに入国した日に泊まった空港ホテル。ひとり旅&夜着だったため、空港送迎サービスつきで絞り込み、安定のibisにした。

空港ホテルらしく実用に特化した部屋で、窓のすぐ外は駐車場。見渡す限りすべての車のナンバープレートがEUだった。無性にさみしくなり、カーテンをザンと引いてお布団にもぐりこんだことを覚えている。

足りないときめきはヌテッラで補充

選外:泊まるはずだったホテル(ミュンヘン/ドイツ)

イタリアからの帰国便が欠航にならなければ泊まるはずだったホテルは“25hours Hotel The Royal Bavarian”。旅の最終日、かわいいホテルでソーセージを食べながらしみじみしたかったな。

2024年の旅行まとめ

2月:熱海
4月:タイ・スリランカ

5月:大阪
7月:モルドバ・ルーマニア・ブルガリア・北マケドニア・コソボ・アルバニア・イタリア

9月:アイスランド・フェロー諸島・ポルトガル・スペイン


いいなと思ったら応援しよう!