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今年もこの季節が来た。

ぼちぼち来年の予定が入ってくるようになった。
手持ちのスケジュール帳は1月始まりなので、そろそろ来年のものを買わねばならない。

かれこれ10年以上、同じスケジュール帳を使い続けている。
毎年毎年この時期に新しい手帳をどうしようか、来年あたり心機一転違うものを買ってみようかと思い悩んで結局同じ手帳に落ち着いている。

いつものスケジュール帳が好きすぎるからだ。


新しい手帳の情報収集はしているつもりだ。
本屋さんや文房具屋さんへ出かけた時は、色んな種類の手帳を手に取って見るようにしている。

それでも結局、今の手帳への愛を再確認して同じスケジュール帳をインターネットで買うという交通費の無駄遣い。

今年もまた、「来年こそは新しい手帳にしようかなぁ」
との思いがムクムクとわいてきた。
結論から言うと、いつものスケジュール帳をさっき注文した。


いつものスケジュール帳が好きすぎるのだ。

私が愛してやまないスケジュール帳。
マークスの「ノートブックカレンダー」
今日は好きすぎる理由について存分に語ってみる。


好きすぎる①「マンスリー」
予定を1ヶ月単位で把握したい。
来週の予定まで一目で見渡せない事を少し不便に感じる。
マンスリーとウイークリーが両方入ったタイプもあるし、バーチカルには正直魅力を感じる。
でも、マンスリーとウイークリー2箇所に予定を書かなければならないのは面倒くさい。
そして月曜始まり派。
「じゃあカレンダー持ち歩けばいいじゃない」と思った結果、「ノートブックカレンダー」に行き着く。
厳密に言うとカレンダーなのこれ。

好きすぎる②「重さ」
上のマンスリーとウイークリーが両方入ったタイプに食指が動かないもう一つの理由が重さにある。
いつも持ち歩く物が重いとそれだけで疲れてしまう。
浦飯幽助のリストバンドじゃないのだ。
マンスリーだけのスケジュール帳は、(10枚ちょっとしかないので)非常に軽い。

好きすぎる③「紙質」
筆圧がマウンテンゴリラなので、下敷きなしでノートに字を書くと紙がボッコボコになる。
机がない場所でノートに物を書くと、ノートの反発がなく行き場を失ったゴリラ筆圧が暴れて悲惨な文字列が完成する。
お気に入りのスケジュール帳は、硬い表紙が下敷きの役割をしてくれて、それぞれのページも絵本や画用紙などとしても使われている「HS画王」という紙が使われているためとにかく書きやすい。
常に画板と画用紙を持ち歩いている安心感がある。

好きすぎる④「シンプル」
ついている機能はマンスリーと裏側にメモ欄、年間表。以上。
潔い程にシンプル。自分にとって必要な最低限の機能だけがついているのが嬉しい。
余計なモノなど無いよね。
表紙裏に付箋を貼ったり小さい書類を挟んでおけるポケットをつけたりと必要に応じてカスタムしたり外したりするのが楽しい。


ノートブックカレンダーに不足も無ければ余分も無いからこそ、別のスケジュール帳に変える理由も見当たらない。

来年は今年よりも忙しくなるかもしれない。
そうありたいな。という決意表明もあって、より多くの予定を書き込めるスケジュール帳をここ数日探してみた。
探してみた私が行き着いた答えは、

「書き足りないほど忙しくなったらその時買い替えればいいじゃない」


来年もお世話になります。

毎年表紙の色だけは変えるようにしている。
来年は空模様にしてみた。良い年にする。

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