ドラマ「ギークガール」とチームシロクマ
今日は阪神タイガースの試合が雨天中止になってお昼にすることがなくなったので、久しぶりにNetflixで新しいドラマを見ました。「ギークガール」
めちゃくちゃ面白かった。明確に買いてないけど主人公のハリエットはASD、明らかASDの性質を持っていて、周りに馴染めなくてみたいなASDあるある多めの表現の女の子。その子がモデルにスカウトされてがんばる話。
ハリエットは絶妙なかわいさです。死ぬほど美人、めちゃかわいい!というわけではないが、素朴さを残したかわいい女の子。あと登場するモデルの男子がイケメンでした。モデルだからね。
ASDの若者が主役のドラマや映画が増えている気がしますけど、歳を取ったASDのおじさんやおばさんが主人公のドラマや映画はあまりみたことがない。あったら教えてください。
昔のことすぎて忘れてたけど、集団行動多めの中高生のころ、結構生きづらいなと思っていたことを思い出しました。言ってはいけないこととか、本当じゃないけど言った方が良いこととか、Aという人がBとCに全く逆のことを言っているの気付いちゃったけど言っちゃいけないとか、めんどくさかったなあ。大人になった方が多分楽。何故ならより自分で環境を選ぶことができるから。好きではない環境にいる必要がない場合は自分の意思で去ることができるから。でもよく考えたら、どうすればそういう環境から逃げながら自分が満足いく生き方ができるかは、大人はあまり教えてくれない気がします。
ドラマの話に戻るけど、同調圧力はどこの国の中高生にもあって、ASDのような人たちは同調圧力に違和感を感じすぎるし異物感丸出しみたいな感じになっていじめられちゃうことはあるんだね。ハリエットの学校にもずっといじめてくる意地悪そうな3人がいて、でもモデルになったら手のひらクルクル、しくじったらまたクルクルみたいな感じのいじめっ子が出てきます。最初から最後まで、基本的には平和で、いじめもなんか、嫌だけどハードないじめてはないので、そんなにひどく胸が痛み続けることはありません。
私が一番好きだったのは9話目のシロクマの話。ずっとハリエットのまわりにいるトビーという男の子が、彼もちょっとASD的な感じなんだけど、ハリエットがその子に質問するシーンがとても良かったです。「うん、そうだよね
」と思った。気になった人は見てください。多分見ないけど知りたい人は聞いてください。
久しぶりに嬉しい気持ちになるドラマをみたので記録しておきます。
ヘッダーの画像はいつかの大英博物館。
ではさようなら。