「ないものはない」町へ
どうも、ゆいぴです。
突然ですが、島根県隠岐郡海士町に行ってまいりました。
海士町は磐梯町と横瀬町とで三町未来共創協定を結んでいます。
そもそも三町未来共創協定って何ぞや?という話なのですが、
・先進的な関係人口施策を進めてきた島根県海士町
・自治体DXをいち早く推進してきた福島県磐梯町
・官民連携の枠組みを構築し実績を重ねてきた埼玉県横瀬町
が、各自治体の強みを活かして、お互いに連携しあいながら、
みんなでなんか良い感じにしてこ~!みたいな協定です。
で、実際に海士町に訪れて、現地でたくさんお話を聞いて、シンプルに
「 こりゃ他の自治体では真似できんな 」
と思いましたね。もちろん参考にすることはできるけどね。
地域によって地方創生のゴールは違うので、そもそもどこかを真似すること自体がおかしいのは理解してる。それでも、そう思ってしまったな。
役場がベンチャー企業みたいなんですよ。職員の雰囲気もやってることも。保守的な職員が多い役場(磐梯町に限らず)においては、あの発想力とか行動力とか発信力とか営業力とか情熱とか、ないよね、やっぱり。
海士町での取り組みをプレゼンしていただいたのですが、それだけで割と真剣に移住を考えちゃったもんね。その時点では生活のこととか別に聞いてないのよ、役場での取り組みを聞いただけ。それだけで心が惹かれた。
しかも愛があるんだな、海士町への。
どこの役場にも自分が勤める町、住んでいる町を愛する人はいると思うんだけど、ただの好きじゃないんだよなあ。これもまた言語化が難しい。
以前、『磐梯町の人たち』インタビューで「ちっちゃい町の方が本気だなと思う」と語った人がいたけれど、まさにそれの代表的な姿というか。
深く愛してる、愛してるからどうにかしたいんだ、愛してるからもっとみんなにも愛してほしいんだ、この島を、この海士町を、町民を、暮らしを。
今回、移住者・島体験の参加者・大人の島留学生、合わせて6名に1時間ほどお時間をいただき、インタビュー形式でお話を伺いました。
※ その際に町内にある、学習センター・開発センター・図書館、を利用しました。公共施設を快くお貸しいただき、改めてありがとうございました。
インタビュー中は自分も海士町に住んでいるような錯覚が起こりましたね。
特に「海士町について教えてください」といった具合の質問はしてないんだけど、その人の人生の中には確実に海士町があって…、いや、それも当然と言えば当然の話なんだけども、何というか…。
あ、でもそれは『磐梯町の人たち』インタビューでも同じなんだけどね。
とにかく、簡単な表現だけど行って良かった。海士町の皆さんにお会いできて良かった。いろいろと考えるきっかけになりました。いろいろと...。
今度は磐梯町に行きます!って言ってくれました。
私はその言葉、ずーっと信じて待ってますからね。
海士町の皆さん、改めてありがとうございました。