教育と洗脳の違いについて
若者とのワークショップで「答えの出ない哲学的な問いをひたすら話あう」と言うのをやってみた。題名はその中の1つの問い。
直感で思ったのは、「哲学」と「宗教」の違いに似てるなって感じた。哲学も宗教もどちらも人間がよりよく生きるため何千年とかけて発展させてきた真理にたどり着くための道。でも哲学は「考え抜く」ことに主眼が置かれ、宗教は「信じる」ことに主眼が置かれていること。
これを教育と洗脳に置き換えてみた時に、自分の持ってる「答え」を相手に押し付ける洗脳でその解き方や問い自体を「考える力、学ぶ力」をつけるのが教育なのかなと。
そう考えた時ってキャリアのことにしろ、お金のことにしろ、日本の教育は教育じゃなく洗脳なんじゃないの?特にキャリアに関しては誰もが頭が良ければ進学、大企業や公務員になれば安定って本気で信じ込んでるし、それを前提に社会が成り立ってる。
いやいや、本当にそうなのかい?世界の中ではそんなの常識じゃないし、日本の中でもそれが常識になったのってここ数十年の話でしょ?やっぱり洗脳されたことのアンラーニングがキャリア教育の鍵なんだろうなぁ