REFRAIN REL@TIONとミリオンライブ!
個人的な意見としてREFRAIN REL@TIONはUNION!!とは別の意味でミリオンライブを体現した曲だと思っている。
何故そう思うのか。歌詞を一部抜粋させて貰うと
一人一人が違う彼方を見て(走っていく)
だけど気持ちはきっと一つ(行こう!)
思い描けているんだ 思いもしないでいた日々
一緒にいる奇跡
100万回だってリフレインしてく
リレーションのバトンが繋ぐ胸の熱い感情
知らない『私』に出会う『シアター』の扉を開く
昨日と同じ時間なんてなくて(変わっていく)
また今日も『あなた』に出会う舞台の幕が上がる
この該当部分がミリアニ以上にミリオンライブを体現していると感じた部分だ。
まず、
「一人一人が違う彼方を見て(走っていく)
だけど気持ちはきっと一つ(行こう!)」
これはミリオンスターズ一人ひとりは集団のまとまりではなく、強烈な個性が纏まった集団だということ。つまり前提としてチームなどではなく、結果として集まったアイドルたちということだ。それをこの歌詞は表している。
次に
「思い描けているんだ 思いもしないでいた日々
一緒にいる奇跡」
そんなバラバラな個人が一緒に同じところを目指して一緒にいられる奇跡それをこの歌詞は物語っている。
そして
「100万回だってリフレインしてく
リレーションのバトンが繋ぐ胸の熱い感情
知らない『私』に出会う『シアター』の扉を開く」
ここがかなり重要なところで最後のところはまさしくミリオンライブの軌跡そのものなのだ。シアターのアイドルたちは年を取らない。だが現実の時は流れ様々な変化が起きた。それと比例するようにアイドルたちは「知らない『私』に出会った」これはキャラクターの新たな側面と言っても良い。そしてそれが行われた場所は『シアター』なのである。そしてそれが100万回だってリフレインする、そうそれこそがミリオンライブなのだ。
静香パート
「昨日と同じ時間なんてなくて(変わっていく)」
静香はアイドル活動に時間制限を設けられたアイドル。そしてあらゆる媒体でその狭間で苦しむ。でもどの媒体でもそれは静止ではない。どんなに小さくてもそれは前に進む。ご存知のようにミリアニでは静香パパが大分折れるところまでいった例もある。何が言いたいか。静香は父にアイドルは中学生までという制約を受けて約10年間彷徨ってきたキャラクター、しかしそんな中でも昨日と同じ時間なんてない(変わっていた)。その少しの変化が静香を少し少しずつ前に進めている。繰り返すがミリオンライブ!のアイドルは年を取らない、だがそれは時間が静止しているのを意味するのではなく、むしろ止まった時の中で確かに前に進んでいるのがミリオンライブ!のアイドルなのだ、と思う。
最後に
「また今日も『あなた』に出会う舞台の幕が上がる」
ここでいう『あなた』とは何か、それは僕たちプロデューサーのことだろう。ゲームで、ライブで、今日”も”出会う、それが総数として100万回に昇ることだってあるだろう。そうこれもまたミリオンライブ!という言葉の意味の一つ。
しかしまぁここからは完全な余談なのだが、ミリオンライブというタイトルというか単語を見て、初見の時の反応として、なんて馬鹿なタイトルだと思ったのを覚えている。
「100万ライブ(動員)」がタイトルって……という感じで、しかしそんな馬鹿なタイトルにこうしてしっかりとした意味づけが出来たというところがミリアニのミリオンの凄いところで、こういう馬鹿を真面目にやる姿勢が好きだから俺はミリオンが好きなんだなと感じた次第。
また僕の記事なんかより天才作詞家松井洋平氏のインタビュー記事がなおさら凄いことを語っているので是非読んでください。(結局このオチ)
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