待ちぼうけを食らった時の女の子の気持ち。
昨夜のテンポの悪いライン、
本当に来るのか来ないのか。
はっきりしない態度が一番モヤモヤする。
この恋、不安に奪われそう。
いやいや、今まで何度も奪われてきたじゃん。
今度こそ違うと思う!
懲りないねほんと。笑
心の中で、天使と悪魔がバトルを繰り広げてる。
ふーん、じゃ行って待てば?
今日の勝敗は、純粋で健気な天使が勝った。
お店の自動ドアが開く度に、
振り向いてしまう。
何度も期待は裏切られ、
それでも無意識に顔を上げてしまう。
いつ来てもいいように、唇が乾く度にグロスを塗り直す。
バカみたい。
だんだん首も疲れてきた。
長すぎるこの空白の時間、
期待している自分に嫌気すらさしてくる。
「何してんだろ私。」
スタッフの声高らかな、
「いらっしゃいませー!」
のテンションが虚しい。
食べる必要のなかった軽食も、
とっくに食べ終わってお皿が乾き始めてる。
家を出るときは満タンにして来たのに、
待ってる間にネットサーフィンしてたから、
スマホの充電もなくなりそう。
私のテンションも見事に比例してる。
あと、6パーセント。充電の残りが赤くなっちゃったよ。笑
縁がなかったんだね。
もうあなたにチャンスはあげない。
さようなら^ ^
お腹だけはしっかり空いて
帰りに安い回転寿司に寄った。
非肉にも混みまくってて待たされる。
普段はこんな店寄らないのに。
ホント何してんだろ。
好きだから待ち続けた1日。
今日って日に耐えきれず、トイレの個室で泣いた。
全然私らしくない。
生まれ変わるなら、
連絡1つで男が飛び上がるだけの女になりたい。
こんな恋は20代でさようなら。