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いい人から辞めていくの〝いい人〟について考えること。

どんな職場に勤めても、『本当に、いい人から辞めていくんですよねー。』って言う。

その時点で他人事かよと思うのを堪(こら)えて、そんな話は何万回も聞いた。様々な職場に勤めた自らの実感として確かにそうだと思っていた頃もあった。

ずっと昔からいる人達、何ならオープン(創業)からいる人達。もう何百人、人が入れ替わったか分からない様な職場で昔からずっと働き続けている人がいる。どこの職場にも少なくとも数人はいる。ちゃんと仕事ぶりを評価されて上司になった人いる。しかし、そこから苦戦する。とりあえず残された部下や従業員を使うことに叶わなくて疲弊したり、一緒にいた昔からの部下から酷評され、また1人と信用していた部下から辞めていく惨状。

そんな入れ替わりが激しい職場だと、大抵は叩き上げにあって、今はバイトリーダーやら、単純に上司、管理側、運営側になっていたりするから当たり前と言えば当たり前の結果かもしれないが、多分に何か些細な事かもしれかったことを何連続コンボで見間違えている。上から下まで。そうとしか思えない。

自身は働くとその場所で長く働きたいと思う。長くその場にいることで出来る仕事が変わると思っている。それなりに仕事を任されるには時間がかかるのを知っている。

だから、そんな職場で長くいる人達は、どんな仕事をして来たのだろうか?
どういう考え方だから辞めないでいるのだろうか?それとも、そもそも何も思わないからいられたのだろうか?それぞれ残る人達と言うのは、何か共通した何かがあって、それは精神的にも将来的にも満ちていて、尚且(なおか)つ、どこか鈍感だから、今もいるのだろうか?

どんな能力が優れているのか???
だって雇われているのだから、少なからず評価はされているじゃないか。

しかし、そんな人達も業務的には、どうかと思うことがあっても、単純に関わる分には言うほど悪い人達でも無かったりする。いわゆるどこにでもいるような普通の人と言った感じで、逆にいい人と呼ばれた人より、思いのほか、期待以上に普通だったりする。普通の定義は難しいが、何か今1つ驚きが無い。ギャップみたいなものが無かったり、自分の記憶の中で見たことがあるような大人だったりする。

では、なぜに普通すぎると思う様な人達が大抵上司の職場で、同じような上司の中で良い人と呼ばれていた人が次々と辞めてしまうのだろう。
大半の離職者が、残された人として関わると思いのほか、そこまで悪い人じゃないんだけどね。全然、普通だよと見做(みな)される人達と働くのはもう無理だと思って辞めてしまうのは一体なんなんだろうか。

結論から言うと、多分、いい人から辞めるのではないと思う。言葉として〝いい人〟と言う単語で語られるだけで、多分に、着眼点が違うように思う。

そんな事を推測して、文章にしたい今日この頃。
少しずつ書きます。

#離職率 #仕事 #いい人 #職場

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