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読書感想「東芝解体 電機メーカーが消える日」

Audibleで耳読しました。
この本を知ったきっかけはポッドキャストです。
講談社現代新書のポッドキャストで知りました。
冒頭部分を朗読するポッドキャストです。
前半、後半に分けて朗読してくれる大判振る舞い。
俄然、興味が湧きました。

経済ものの小説を読んだり、ドラマを見たりするよりも興味深く感じました。
本当にあったことですから。

まず、すごいと感じたのは取材力です。
量も多く、質も高いと感じました。

ハリウッド映画なら映画化決定です。
日本だと「事実に基づく物語」はあまり作品数が多くない印象があるけれど
ぜひチャレンジしてほしいジャンルです。
映画が難しければ、ドラマ化できないかしら。
スポンサーに遠慮して、できないかな、やっぱり😞

戦後から、2016年くらいまでに起きた事柄を
東芝だけでなく日本の電気産業メーカーを満遍なく
解説しています。

私の頭の中では琵琶の音が鳴り響いています。
琵琶法師の琵琶です。
そう、平家物語です。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。…」です。
栄華と没落の物語。

筆者は、「失敗の本質」を意識して書いたようですが、
私の中では「平家物語」です。
当事者じゃないからこんな風に私は思えるのかもしれません。

我が国一大産業の一つですから
生皮を剥がされる思いで読む人も多いかもしれません。

経済ドラマや経済小説が好きなあなたなら
きっと夢中になって読むことになると想像します。

新書 東芝解体 電機メーカーが消える日
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Audible
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快速旅団幹事長 ゆいまる
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