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梅雨の終わりに風鈴を飾る|夏を楽しむ知恵と準備
関東甲信と東海地方で梅雨明けというニュースを目にしました。
いよいよ本格的な夏が始まりますね。
梅雨が終わって、夏がやってくる季節の移ろいと、風鈴の音色を様子を動画に記録しました。
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雨の日は苔が美しく映えます。
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梅雨の期間は、雨の日と暑さの厳しい日が交互に続きました。
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去年まで山門に飾っていたガラスの風鈴は、何個か飾っているうちに割れてしまいました。
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参拝者が怪我をしないように、新しい鉄の風鈴に取り替えることにしました。
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そして、昨年のガラスの風鈴は、落ちてきても危険ではない場所に移し替えました。
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風鈴の歴史は約2000年前の中国に遡ります。竹林に吊り下げて風の向きや音で吉凶を占う「占風鐸(せんぷうたく)」が仏教と共に日本に伝わり、寺の仏堂や塔に吊るされる青銅製の「風鐸」となりました。
一説によると、それが「風鈴」となったのは、浄土宗の開祖・法然聖人が、風鐸を「ふうれい」と呼んだことに由来します。
『法然上人行状絵図』に「極楽の七重宝樹(しちじゅうほうじゅ)の風のひびきをこひ、八功徳池(はっくどくち)のなみのをとをおもひて、風鈴を愛して」とあり、その音を極楽浄土の風の響きや池の水音に例えていました。
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暑い夏になりそうですが、皆様で声をかけ合って楽しみましょう。
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お寺で過ごす日々には、私たちがいつも求めている感動が溢れていることに気づきました。
新芽の芽吹きと秋の紅葉、先人が大切にしてきた古い書物、老若男女が笑い合う声、そっと静かに手を合わせる姿。
このチャンネルでは、四季の移り変わりと静寂、人々のふれあいと賑わいを、映像と言葉で記録し共有します。
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