リアル『夫婦会議®️』実録 その7〜夫と精神科へ〜
こんにちは!助産師×夫婦会議サポーター®️のみやはらゆいです!
みやはら夫婦のリアル夫婦会議実録!
今回も夫婦会議ではなく夫婦の受診の記録。
前回までのあらすじ
夫婦で評判のいいクリニックにかかるつもりでしたが、紹介状が必要ということに。はじめにかかったちょっぴり変な医師との戦いの末、なんとか紹介状をゲットしたみやはら夫婦。いざ本命のクリニックへ。
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受付を済ませ、1時間ほど待ち診察室へ。
夫婦を待ち構えていた医師は
それはもう、とてもいい先生でした。
別のクリニックから転院を希望した経緯、薬のこと、など丁寧に夫の話を聞いてくれました。
家族構成や仕事の内容などもしっかり聞いてくださり、自律神経失調症の診断でひとまず1ヶ月の休養となりました。
私が付き添ったのは、夫がうまく伝えられなかった時サポートできるようにと思ってのことでしたが、よく話を聞いて寄り添ってくれる先生だったので私はただ隣に座っているだけで済みました。
休養の過ごし方についても伝えてくれました。
「休養というのも、家で寝て過ごしなさいということじゃないんですよ。掃除をしたり、子供の世話をしたり、家の仕事をやったりして過ごすんですよ。」
「身体の痛みとか、微熱とか、心身の疲労からくる身体の不調はね、休みたいっていうサインだからね。休養は立派な治療だよ。会社に悪いと思う必要はないよ。薬は特に出さないからしっかり休んで、奥さん看護師ならよく分かってるだろうから、言うこと聞いて過ごしてみなさい。またいつでもきてくださいね。」
受診を終えて
夫「いい先生だったね!家族のこととか、仕事のこととかあんなに聞いてくれるんだね!」
妻「本当いい先生だったね〜!前の先生との差がね !笑」
夫「会社への罪悪感はあるけど、休養は立派な治療と言ってもらえて少し救われた〜。」
妻「折角の休みだし、しばらく私も仕事のペース抑えて夫くんとの時間優先しようかな!家族時間をまったり過ごそう!」
夫「いや〜、本当に1ヶ月も休みか〜。まじか〜。いいのかな〜。笑」
妻「ディズニーランド行きたいな。笑」
夫「いやいやいやいやいやいやいやいやいや。」
妻「平日行けることなんてもうないよ笑」
夫「確かに、、、けどちょっと待ってくれ。笑」
妻「確かに。笑」
次回は久々に夫婦会議実録。
またこうして夫婦で対話できる日が来て、本当によかった。
夫の人生、家族の人生を左右したかもしれない危機を振り返り。
夫ははじめのクリニックで「不安神経症」と言う診断をされました。
そして向精神病薬、抗てんかん薬を処方されました。いわゆる「うつ病」などで出されるお薬です。医師の言う通り、出された薬はさほど強い薬ではなかったようですが、それでも夫は明らかにおかしくなったのでした。
判断力が鈍り、自分がおかしくなっていることの自覚のなかった夫は、私に止められていなかったら薬を飲み続けていたと思います。
その先には薬に依存し、薬がないと眠れない、安心できない、仕事にも集中できずこれまでのようには働けない状態の夫と家族の未来があったかもしれません。振り返ると本当に怖い出来事でした。
そもそも過労、心労で心身の不調が起きていただけの夫。
「休む」と言う行動が取れなかったために起きた今回の不調でした。
精神科系のお薬は依存性も副反応も怖い薬が多いです。
風邪薬のようにやたらめったら頼る薬ではありません。
それが医師に出されたものでも、夫のような方は、まず「休むこと」勇気を持ってやってみてください。
また精神科の受診は慎重に信頼できる医師のいる病院を探すことをお勧めします。
夫婦の対話は家族を救う。
普段からよく話す私たち夫婦だからこそ、今回の異常に気付けたという面は大いにあると思います。
夫婦の対話ができていたからこそ、夫は私に頼ってくれて二人で危機を乗り越える事ができたという風に感じます。
夫婦で対話をするのは、はじめは大変と感じることがあるかもしれない。
難しいと思うかもしれない。でも積み重ねが大事です。
結婚して、子供が産まれて、話すことは増えるのに、話す時間は減りがち。
ライフスタイルが劇的に変化して、大変な毎日です。
自分も余裕がないけれど、パートナーはどうですか?
パートナーが何にストレスを感じて、何に幸せを感じて日々過ごしているか理解し合えていますか?
対話はお互いを理解し合うきっかけになります。
夫婦会議は、そんな対話ができる場です。
家族のより良い未来に向けて、対話をしませんか?
▼この記事を書いた人
助産師×夫婦会議サポーター®️みやはらゆい
3歳息子、1歳娘の母
夫くんはHSP気質の会社員
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