ヨガ60分レッスンのつくり方
お世話になっております。Yuikoです。
今日はヨガのレッスンのつくり方についてお話しします。
「ヨガ資格を取ったはいいものの、時間配分もわからない、なんのポーズを入れるか迷う。他の先生はとっても上手い。なんせ私の体は硬いし、動きながらセリフなんて言えない。」そんな気持ちよくわかります。
そんなあなたにお伝えしたいこと。
「お客様が効果を感じて、自分は楽にできるレッスンを作ろう」
現代人は忙しい。だからこそ短時間で効果がでるようにレッスンを作る。そして自分が覚えやすいようにする。自分がまず楽をするんです。自分が楽なら、相手も楽になる。ゆるんでいく。だからレッスンで伝えたいことが相手の心にスッと染みる。そんなレッスンを作ってみませんか?
自分が無理なく覚えれてスムーズにレッスンする、しかも効果をお客様にお約束するなら、理論的に組み立てることが大切です。私がヨガ資格をとる際に教わったレッスンの作り方を実践してみて、特によかった4つの視点をまとめした。ぜひ参考にしてみてください。
ヨガレッスン4つの視点
①形(座位・立位・うつ伏せ・仰向け・腕で支える)
②構成(ウォームアップ、ミドル1、ミドル2、クールダウン)
③背骨の動き(前屈、後屈、回旋、側屈)
④カテゴリー(股関節を開くポーズ、左右対称ポーズ、逆転ポーズ、体幹を鍛えるポーズ)
ひとつずつ解説していきます。
①形(座位・立位・うつ伏せ・あおむけ・腕で支える)
・座位(座ってやるポーズ)
下半身を使わないので強度が低くなりやすい。上半身をリラックスさせるのにちょうどいい。お客様の顔が見えるのでコミュニケーションがとりやすいので、レッスンの初めは座位で始まることが多い。
・立位 (立ってやるポーズ)
意識を向ける筋肉が多くなり難易度が上がってきます。下半身の筋肉をつけたいなら立ちポーズです。
・うつ伏せ・あおむけ
この状態だとお客様は指導者の見本が見えずらくなります。事前に見本を見せる時間をとるとスムーズです。リラックスポーズに多い形です。
※アンテナのポーズ等で首が重心になるポーズの際、首を左右に動かすと首を痛める原因にもなるので、動かさないように必ず伝える。
・腕で支えるポーズ
意外と腕の筋力を使います。できていない方に、膝をつくなどの軽減法を伝えましょう。
②構成(ウォームアップ、ミドル1、ミドル2、クールダウン)
60分のクラスを4パートに分けます。合間に休憩(チャイルドポーズなど)を入れたり、水分補給をうながします。
・ウォームアップ
朝のクラスなら、体がまだ硬いのでウォームアップ多め。夜のクラスなら、体がほぐれてるのでウォームアップ少なめと私はしています。シャバーサナの時間も3分〜6分で変動します。
・ミドル1
私は座位〜立ち膝でできるポーズを組みます。次のミドル2に向かうための準備です。
・ミドル2
レッスンの山場として、きつめのポーズを短時間で集中してやります。自分も大変なので、誘導やセリフを最小限にします。呼吸と動きを合わせることをより意識ます。呼吸と動きがあっていれば不思議と息が上がらずにできます。
・クールダウン
使った筋肉をおやすみさせます。レッスンの山場を終えたお客様は効果を一番感じている時間です。「ヨガのメリット」をたくさん伝えてあげましょう。
各パートの時間配分は、本当に申し訳ないのですが、全く基準がありません(笑)お客様に合わせてたらクールダウンが10分しかない時もある。どうにか60分にまとめています。また、某オンラインヨガの企業様の面接で「運動強度2で60分レッスンだったら何ポーズくらい入れますか」という質問をされました。せっかくなので数えたのですが、約20弱のポーズでやっております。(運動強度は1〜3までとする)参考までに。
③背骨の動き(前屈/後屈、回旋、側屈)
ピラティスではウォームアップとして「背骨のリリース(解放)」があります。ヨガでは、「まっすぐな背骨にエネルギーが宿り、その人の持つ才能が最大限開花する」と言われており、凝り固まった背骨をほぐすのはとても大切です。背骨には3つの動きがあります。
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