ピクサー映画は何故日本語対応してるのか?
昨日の金曜ロードショーではピクサーのベイマックスが放映されていた。
見ていてふと思うことがあったのだが
例えば基本的にはアメリカの設定のはずなのに、
看板や標識が日本語対応されていること。
思い返すとトイストーリーもこういう箇所が多々見られた。
世界中の仕様にCGを作り直してるってことは、えらく手間なことなのでは?何故なんだろう?
結論、ピクサーや他のアニメスタジオが作品の一部を国や地域ごとに異なる描写にするのは、視聴者にとってより親しみやすく、文化的な共感を呼びやすくするためだそう。
具体例: 『インサイド・ヘッド』2015
映画『インサイド・ヘッド』は、主人公のライリーの頭の中で感情たちが織りなす物語ですが、特定のシーンで日本版は他の国のバージョンと異なる描写があります。
1. ブロッコリーのシーン
映画の中で、ライリーが幼い頃にブロッコリーを嫌がるシーンがあります。アメリカ版では、ライリーが嫌いな食べ物としてブロッコリーが描かれています。しかし、日本版では、このブロッコリーが「緑色のピーマン」に変更されています。これは、日本ではブロッコリーがそれほど嫌われていないため、より親しみやすい野菜であるピーマンに変更されたのです。
2. サッカーのシーン
また、映画の別のシーンでは、ライリーが家族とテレビでスポーツ観戦をする場面があります。アメリカ版では、彼らはアイスホッケーを観戦していますが、日本版では「サッカー」に変更されています。これは、日本においてアイスホッケーよりもサッカーが一般的であるためです。
トイストーリーを初めて見た時に
とても日本的な考えも入っていて好きだと感じた感覚は、ストーリーテイリングの妙もあるけど、ピクサーそして制作者達の届けたい想いがそうさせていたのだとわかった。
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