夏に旬な「冬瓜」でスープを作ってみた話
先日、本屋さんで目にとまった一冊の本がありました。
手に取って、ゆっくりページをめくっていたら、ぱっと目にはいった
精進料理があったのです。
それは「冬瓜」をつかった夏のご飯。
冬の瓜と書いて「とうがん」
名前のイメージとかわって、夏に旬なお野菜です。
お坊さんが作られた、冬瓜の料理は・・
すりおろした冬瓜を火にかけて、粗熱がとれたころ
ぱぱっとレモンの果汁を混ぜで完成するスープでした。
少し凍らすと、シャーベットにもなるとのことで
素材の美味しさをご存じだからこそできる
シンプルなレシピ。
久しぶりに、好奇心がポンとゆさぶられて
今朝、チャレンジ!
出来上がったのは、すこし変えた冬瓜のスープ。
うっかり、レモンを買うのを忘れてしまい、自宅にあるもので味付けしました。
つくり方は、簡単です。
1)すりおろした冬瓜を鍋にいれて少し火を通します。
2)火をとめて、少量のお酢とハチミツを入れ味を整えて、できあがり。
ちょうど、目の前にあった、瓶にのこっている、クコの実もトッピング。
これ、一口
口に入れて、ゆっくり飲み込んだ瞬間、じわ~りと、五臓六腑に染みわたる~感じがあったのです。
美味しいし、カラダが潤った~。
冬瓜は、余分な水分の排出を助けたり、逆に水分もとれる野菜。
中綿は調理につかったり、種は冬瓜子とよばれて、お菓子として販売しているのを見たことがあります。
ひまわりの種みたいな感じ。
夏は、さっぱりとしたものを欲するようになるので、しばらくお世話になると思います。