恋にならなかったものたち
7月と8月は新しい人とたくさん会った。
恋を始めたかったから。
でもどれも上手くハマらなくて恋にすらなれなかった。
「友達でいよう。今日のデートのことnoteに書いてよ」と約束した男にもブロックされたけれど、約束は果たすタイプの女だからやっと書きます。
私の中で「デート」の定義に当てはまるのは「自分が下心を抱いている」になる。
最初から、会う前から「恋愛対象」としての可能性を秘めていれば、それが単にご近所散歩だろうが、ご飯をご馳走になろうが私にとっては紛れもなく「デート」になる。
でも「下心、デートのモチベーションがない」状態ならどんなにロマンチックな夜景を見ながらご飯を食べてもデートじゃない。
だから仮に相手がデートの気持ちでも来ても、私はハナからデートじゃなかったり(逆も然り)、途中からデートの気分になったりすることもある。
面倒な人間。
半年前、「私ってまだ誰かにときめきを抱けるんだ!」と7年振りくらいに恋をしたはずなのに、浮気相手にされていただけらしい恋ならざるものを捨て、とにかくあの時のトキメキをもう一度……の勢いで「会いませんか?」とせっせとメッセージを送り次々約束を取り付けていった。
「なんとなく惹かれるかもしれない」から「互いのSNSを長いこと知っているしタイミング良ければ」、「ここで上手くいかなくても、あわよくば他の人を紹介してもらえる」までもうありとあらゆる思惑で。
この夏の2ヶ月でたぶん6,7人の人と初めましてをした。
その中で「デート」の意識を携えて会ったのは半分くらいだと思う。
今から親しい友人のような距離で、その人たちとの「デート」のことを話す(書いている)ので、恥ずかしすぎる部分はありますが、私の友達気分でリアルな恋愛話を聞きたい人は買ってくれたら嬉しい。
あと私のことをブロックしたあなたも読んでくれたら嬉しい。本当だよ。
1人目は、向こうがすでにちょっぴり私を気に入ってくれている(と感じていた)男だった。
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