傾聴
傾聴講座を開催します。 傾聴講座ご案内 時間: 10:00-18:00 日程:(2日コース) 第一期 2月24日(土) 3月24日(土) 第二期 4月15日(土) 5月12日(土) 第三期 6月16日(土) 7月14日(土) 第四期 8月18日(土) 9月8日(土) 第五期 10月13日(土) 11月10日(土) 詳細は「傾聴講座ご案内」をご覧ください。
心理学とは何を指していると思いますか?臨床心理学ですか?発達心理学ですか?大学で学ぶような心理学は確かに傾聴やカウンセリングに役に立ちます。しかし、それより役に立つのはセールス心理学やプレゼン、パフォーマンス、メンタリズムと呼ばれるような実際に人を動かしている心理学です。芸能人は大学の教授よりも人を魅了する心理学に長けていますし、メンタリストの方が大学の教授よりも相手の心を読み取れます。そして、大学の教授は営業ができません。心理学とは学問的な要素と実践的な要素があります。多く
セミナー講師には傾聴力が欠かせません。会場に集まり始めた人と会話をして参加者の気持ちを探り、察し、講義中も自分自身のセリフやアクションに対して受講生がどのような反応を示しているかをよく観察します。1:50のようなセミナーでは全員と丁寧に話すことはできませんが、講師が何を話したときにどの受講生が反応しているのかをじっくり観察していれば、その人たちの心の中は見えてきます。うなずきが多いテーマ、涙を流す人が多いテーマや言い回しを観察し、察して、セミナーの内容を柔軟に変化させる。これ
精神科・心療内科で傾聴をしていると傾聴に使える時間は20分ほどしかありません。電子カルテを打ちながら、ドクターや他のスタッフと連携しながら傾聴をしなくてはなりません。時間が少ないと傾聴の質が落ちてしまうでしょうか?精神科での傾聴はどうやって傾聴を始めるかを工夫するだけで質を落とさずに内容を濃くすることができます。専門家として、信頼関係を築き、感情を動かし、深い会話が始まるまでに3分あれば十分です。悩んでいる人の立場からしたらそれがプロの技ということになります。優秀な営業マンが
以前は遠く離れた人に傾聴するときにはスカイプを使っていました。最近ではLINEやFacebookなどもテレビ電話のようにつながる機能がありますので、スカイプの代わりとして使うことができます。スカイプのようなツールを使って傾聴するときには視線のコントロールがとても大事です。端末の画面を見て、相手の姿を追いかけているとカメラの方向とずれているので、見てくれていないように相手からは見えます。逆にスカイプならではの機能を使って、画像や動画を共有したりするなどの方法も使えます。 スカ
傾聴をして理解してもらえたり、共感してもらえるとストレス解消になる人がいる一方で、ストレスを溜めてしまう人もいます。例えば、オリンピック選手にただ傾聴しているだけでは未来が見えず、余計にストレスを溜めてしまうかもしれません。うつ病などで悩む人も「わかりますよ」と共感してもらうこともありがたいが、どうしたら良いか?どこが出口なのかがわからないままなのがストレスだと言います。良い傾聴の後には良いカウンセリングが必要です。
傾聴スクールにはいくつかのタイプがあります。よくあるスクールは知識的なことを中心に教えてくれるところです。受容、共感、自己一致などの概念や歴史、ケーススタディなどを学びますが、生徒は一生懸命にノートを取るだけで傾聴できるようにはなりません。 傾聴はスポーツに似ています。基本動作をいかに反復するか?現場ですぐに反応できるか?そんなスポーツのスクールのようなスクールが理想的です。100人200人の人と接しながら、さまざまなコミュニケーションスタイルを学ぶ。これが傾聴上達の秘訣で
信頼関係ができている人が傾聴するのとそうではない人がするのでは話の中身や感情の開き具合が全く違います。傾聴での信頼関係とはお金や役職、立場によるものではなく、人と人とのフラットなつながりを指します。普段、権威やお金などで人と関わっている人はこのベースとなる信頼関係がよくわからなくなっています。
傾聴のスキルに関わらず、スキルが生み出されるときには何かの目的があります。そしてそれは誰かを喜ばせたい。誰かを守りたい。そんな感じではないでしょうか?愛情に端を発した気持ちが形になり、ものやスキルになる。そのスキルが生まれたときには愛情、思いやりとセットだったはずです。それがスキルとして一人歩きするとおかしなことになります。愛のないスキルの誕生です。
傾聴をしている最中に相手を認め、承認するプロセスは非常に重要です。しかし、承認の仕方は?と聞かれると違和感を感じざるを得ません。承認はどのタイミングでするのが良いと思いますか?長年のカウンセリングの経験上、承認はカウンセリングの前にするもののような感覚があります。 子供を産んで育てるときに子供のスペックのようなものを気にして、子どもを承認するということは無いと思います。生まれてくる前から、、会話をする前から、、承認しているのではないでしょうか?傾聴をすると決まった時点で相手の
学校の授業は答えがあることを教えます。これをティーチングと呼びます。答えが用意されていない本人の気持ちや未知のゴールなどを目指すサポートの仕方をコーチングを呼びます。コーチングをする人のことをコーチと呼びます。コーチングのスキルの一つが傾聴です。傾聴をして、その人の内面を引き出し、理解して前に進めていきます。 コーチングの弊害コーチングは抽象的なアプローチです。人生の方向性を決めたり、モチベーションを高めたりするためには重要なプロセスですが、宿題をする前に部屋を片付けること
レジリエンスとは聞きなれない言葉かもしれません。逆境に打ち勝つ力、精神的に回復する力、耐久力、復元力などのことを指して、レジリエンスと呼びます。レジリエンスの反対の概念は脆弱性です。 傾聴がレジリエンスの一助に傾聴をして、気持ちを理解し、手を取って一緒に前に進もうとしてもらえることはレジリエンスの一助になります。救助隊が助けに来て、一緒に危機を脱するようなイメージが近いでしょうか?普段から傾聴を心がけているだけで、さまざまな逆境にチームで立ち向かっていけるようになるのです。
子どもが不登校になると家の中の雰囲気が変わってきます。学校に関する話題はタブーになる。会話が少なくなる。昼夜逆転する。部屋から出てこなくなる。しかし、不登校を解消しないと子どもの将来が心配です。 子どもの心を傾聴不登校の問題の90%は子どもの心が回復するかどうかにかかっています。不登校になる原因を聴き出す必要はありませんが、一緒に未来に進む信頼関係は築いておきたいところです。多くの人は不登校の子どもと向き合うのが辛いので別の方法を探しに行きます。学校選び。病院探し。コーチン
傾聴で最も大事なのは「感情」 相手がどんな感情を抱いているか?今どんな感情が出てきているのか? それを察知して、理解して、共感するためには自分自身が感受性が豊かである必要があります。さまざまな人のさまざまな場面の感情を知り、追体験して、味わって、自分自身の中の感情のスイッチを育てておくことが大事です。 2017年末に精神障害だからと2畳のコンテナに17年間も監禁されて、ついに凍死してしまった女性がいましたね。2、3m先に家族がいるのに助けてくれ無い気持ち。狭い部屋にずっと
ファシリテーションという技術をご存知でしょうか?会議やミーティングなどにおいて、会議の中身ではなく、枠組み(ルール、時間配分、会場の選び方など)を担当することで会議の質を向上させることをいいます。そして、それを担う人をファシリテーターと呼びます。そこから転じて、講義やカウンセリングなどをファシリテーター的にする人も増えています。対話型にする。ゲームを入れる。もちろん、傾聴にもファシリテーションの要素を組み込むことができます。同じ傾聴をするのでも「歩きながら」「富士山の山頂で」
傾聴をする人がクリエイティブな方が良いか? クリエイティブじゃ無い方が良いか? 心理カウンセラーを500人ちょっと育成していますが、これはタイプが分かれます。クリエイティブな人は未来を創造していくチカラが強いので、症状が軽くなってきたり、未来が見えたら抜け出せるビジネスマンなどにチカラを発揮します。逆にクリエイティブなチカラはあまり無いけれど、しっかりと今起きていることに寄り添えるタイプのカウンセラーはこれまであったことを傾聴し、自己肯定感を高めるようなアプローチが得意です