D2Cブランドのユーザーコミュニティの活用事例を紹介!(海外と国内)
こんにちは。FABRIC TOKYOの森です。
今日も質問に答えていきます。
” 認知を広げるリファーラルを活用するにあたり、お互い何円のようなプログラムが一般的ですが、ユーザーコミュニティを活用した事例はありますでしょうか。”
という質問です。
ありがとうございます。
海外D2Cブランドのコミュニティマーケティング成功事例
まず、海外の事例で成功例が多くあるのが、コスメブランドの「Glossier(グロッシエ)」です。Glossierはインスタグラムを活用していまして、今日時点でインスタグラムのフォロワーが283万人います。283万人フォロワーは物凄いことですね。笑
とてもすごいですが、これは戦略的にインスタグラム上でコミュニティを作っています。
Glossierは商品のパッケージにあえて余白を残していたり、商品に必ずシールを入れています。
Glossier(グロシエ)のコミュニティ戦略を2つ紹介
そのシールを自分なりに商品に貼り付けたり、自分の顔に貼り付ける人もいて、インスタ映えするような形にして「こういう風に貼ったよ」といった写真や自撮りをインスタに投稿するというのがあり、ユーザーにカスタマイズの余地を渡してあげる、というのがシンプルに上手い施策です。ユーザーもGlossierをタグ付けしたらGlossierがクオリティーの高い投稿だったらリポストしてくれるんです。
Glossier公式アカウントのリポストが嬉しくてまた更にユーザーはいいコンテンツを投稿したくなるというまさにUGC(User Generated Contents = ユーザー自身が投稿したくなる仕組みによるコンテンツ)を好循環に持っていくわけです。
Glossierは10代20代の女性にとって憧れのブランドです。公式のアカウントがリポストしてくれると嬉しいので、ユーザーもどんどん投稿やコメントをしてくれます。結果、インスタ内のエンゲージメント評価が上がり、投稿もリーチが伸びやすくなるのです。
こういう施策を投稿とストーリーズでやっています。
まとめますと、
1つ目、まずユーザー自身がカスタマイズして投稿したくなるような商品や関連プロダクトを作るという事。
2つ目、ユーザーが作ったコンテンツを公式アカウントにリポストしてもらうという事。
3つ目、ユーザーがいいコンテンツは再度投稿したくなるという良い循環を作る事。
こうすればSNS上にユーザーと公式アカウントが交流しているような様子が作れるので、盛り上がりがあって非常にお互いの距離が近い様な演出できる形でコミュニティが形成されていく。といった様な事を戦略的につくっています。
さて、Glossierのコミュニティ施策の2つ目。
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