フィリピン語備忘録
この1週間、ある程度本気で「フィリピン語」を勉強してみた。
ちなみに、フィリピンの言語は方言が多いため、基本「フィリピン語」という表現はあまりされない。普通は「タガログ語」とか「ビサヤ語」とか言われる。
ただ、僕の見てるYouTubeの人(ネイティブ)がその状況についてコメントしてて、僕も共感したので「フィリピン語」という表現を使ってみてる。
…いや、そんな深いイミは無い、結構テキトウです。
本題に入ると、フィリピン語、かなりクセが強い。笑
まず、文型が世にも珍しい「VSO型」あるいは「OVS型」だ!
(ちゃんと調べたわけではなく、僕が言語を見ての自己判断だけど)
さらに、
感情語(「悲しい」とか)に時制があったり、
疑問詞(「What」とか)に複数形があったり、
とにかくヤベェ。。
てか、
時制による単語の変化がえげつない。
英語の「eat-ate-eaten」とかすら簡単に思えてくる。
なぜなら、フィリピン語の場合、
語尾だけでなく、語頭や語中にまで変化が生じるのだ…!
だいじろーさんの動画(確か)で、
「世界の言語の大半は『SVO型』か『SOV型』」と聞いていたので、
こんな身近なところに「OVS型」が出てくると思わなかった。
日本語で言うなら、
「買いに行く、私、バナナ」みたいな語順なのだ。
「Buy I Banana.」
なんで主語が真ん中なんだよ…
また、丁寧語の「〜です」(フィリピン語で「po」)の位置もおかしい。笑
語尾に「po」なら理解できるが、たまに文中に「po」になる。
そこに、明確なルールがあるかは不明…(ちゃんと本屋さんに行けば分かるかもだけど、ネイティブは『感覚』でやってるそうで…)
てなわけで、
僕は今、
世にも珍しいフィリピン語の世界の入り口に立っております。
そこで湧き起こる感情はただ1つ。
「この母国語で、ほぼ全国民が英語出来てるのすげぇ」
日本人が英語できない理由として、
「英語は『SVO』で、日本語は『SOV』だから。」
という言い訳を、これまで何度してきただろう。
そしたら、もっと全然違う言語を話してる人たちが、めっちゃ英語出来てた。
逃げられねぇじゃん。。