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出会いを失うのは忘れた時だけ

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ステキな人との出会いから、色々な視点が広がった事を留めるマガジン
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2017年5月の記事一覧

ある、アーティストの人(モノガタリ)

焼酎が好きのアーティスト。 長い付き合いで、他人の結婚について議論して喧嘩したり、 つい口をついて要らない事を言っちゃったりして怒られるような仲で…。 そんな彼が、ある日焼酎バーで 物語について熱弁していた。 「物語はロジックがあってその間には相手の…」 (チェ…飲み会の時に真面目な話をしているなぁ〜) と、少し構って欲しくてチョッカイ出した。 「僕は左目に水が溜まっているんだよー」 突然のカミングアウトに会場を沸かせ、 「水が溜まっていたら失明しち

ある、絵描きの人

ある夜、あるアーティストの方の紹介で 絵描きの人に出会った。 その方から、絵を教えてあげるよと、 とある喫茶店で絵を見ていただいた。 トーンやラインが良くないことや、 書き方が遅いことを指摘された。 絵描きの人は、 そう言いながら、絵を描いていた筆線は素早く 均質なラインが描かれていた。 「似ていないけど、絵になったから良し」 絵の良し悪しのことについては 「どこまで描いて、どこまで描かないかの線引きの感覚が大事」 という、書き手の留めの部分を指摘され