自分に合った副業の見つけ方を伝えます

普段転職の相談に乗ることが多い僕ですが、最近は副業の相談が増えました。副業に興味を持った理由を質問すると、このままこの職場にいていいか不安だから何か始めたい。生活の足しにしたいといった声を聴きます。

ではどんな副業をおススメしているかですが、本業を活かした副業をしようとお伝えしています。多くの方が副業というとわかりやすい株やFX、転売に手を出すことが多いのですが、得意なことからやったほうが相手に喜ばれます。

本業と全く同じことをやろうというのではありません。会社によっては同業での副業は禁止されている会社も多いと思います。

ちょっとずらすのがポイントです。例えば普段法人の社長向けに新規営業をしている方であれば、「社長へのアポの取り方」といったノウハウをマニュアルにしてネットで有料で販売もできます。

例えば会社で事務をしている人は、そのまま事務の経験を活かしてオンラインでの事務の副業をやってみるなど、今の経験を活かして、ちょっとずらすことで本業を活かした副業ができます。

また、自分の好きなことや自然と習慣になっていることを副業にするのもおススメです。

とある知人は筋トレが好きで最初は筋トレ動画を挙げていたそうですがその動画を見た人からダイエットのサポートをしてほしいと相談をもらい、マンツーマンのライザップのようなトレーニングを始めてうまくいっています。

他の知人は読書が習慣になっていて、もっと他の人と本の良さを共有したいという想いから読書会を主催しました。最初はなかなか集まらなかったそうですが、なんとか集めようと思って自分で無料で作れるサイトを工夫して改良していった結果、読書会に人も集まるようになり、さらにサイトの作り方を教えてほしいと周りの方から相談があり、HP立ち上げの代行を始めてお金を稼ぐようになりました。

このように当初は想定した形ではないかもしれませんが、好きなことで何かを始めた結果、相手に喜ばれることができ、それが副業になったということも多くあります。

よく、スキなものでは稼げないと聞きますが、確かに相手がそれを知りたいとか欲しいと思わなければお金は得られません。ですが、スキなことから何か始めることで、別の形で相手に喜ばれることが生まれることもあります。

よくビジネス書や自己啓発書が「とにかく行動しよう」というのは、こういった何か行動を始めることで、次の行動が生まれ、結果うまくいくというものです。

失敗したらどうしようという方もいますが、失敗のイメージばかり先行して、何がどうなったら失敗かを知らずに「やらない失敗」を積み重ねる方も多くいます。

自分にあった副業を見つけたい方は、まず自分が普段やっていること(仕事、プライベート含む)を整理して、それは誰のためになりそうかを考え、調べるところから始めると良いかもしれません。

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田村 祐一@デュアルワーカー
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