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1人きりでも自分らしくいられるために

こんにちは
こころ癒しカウンセラーゆうすけです

LGBTQの当事者として
紆余曲折ありましたが

今ではカウンセリングを通じて
コンプレックスを魅力に変えるお手伝いをしています。

カウンセラーのカウンセラーとして
駆け出しカウンセラーさんの自信に育てるお手伝いもしています🌱

既にカウンセラーとして
活躍されてる方にも
ご自身のカウンセリングの力を
再認識していただくセッションをしています✨

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先日あるセミナーで話したことがあります。

それは

「自分勝手」と「自分らしさ」の違いと

「ひとりぼっち」と「ひとりっきり」の違い

について。

その話に
人間関係についての
大切な要素が
含まれているように感じたので
ここでシェアします。

その話は
二人の参加者の方のエピソードでした。

1人の方は

私はずっと
「自分らしく」生きてきた
と思っていたけど

ある人から
「自分勝手と自分らしさは違うよ」
と指摘され

もしかしたら
かつての自分は
『自分勝手』だったのではないか
と思った。

という話で

もう一人の方は

私はずっと人の顔色ばかり窺って
大勢の人の中にいて誰かと話していても
寂しい、と思っていた。

今は大勢の中で一人でいたとしても
寂しいとは感じず
楽ちんになった。

という話でした。

前者の方の話が
「自分勝手」と「自分らしさ」
の違いの話で

後者の方の話は
「独りぼっち」と「一人っきり」
の違いの話でした。

自分勝手→自分らしく
の変化と
独りぼっち→一人っきり
の変化は

特性は違えど
どちらにも
共通していることがあるように
感じられました。

それは
周囲と自分との関係性の変化です。

「自分勝手」は
周囲への影響が見えなくなっている状態で

「独りぼっち」は
周囲から影響を受けすぎている状態です。

自分が周囲を振り回しているのが
「自分勝手」な状態で

自分が周囲の状況に振り回されているのが「独りぼっち」の状態。

正反対のようですが

周囲と自分の関係性が
一方的であるという意味では
同じです。

これが、どうやって

「一人っきり」でも
「自分らしく」いられるようになったのか。

それは

「折り合いがつけられるようになった」

ということが大きいようでした。

それは
周囲との折り合い
だけでなく
自分との折り合い
でもあります。


「折り合い」とは
互いに歩み寄り
双方が「いいね」と思える
バランスを調整することです。


「折り合い」は「妥協」とは違います。

妥協はどちらかというと
勝ち負けの感情を伴いますが

折り合いは
思いやりの感情が動きます。

思いやり=想像力なので
折り合いをつけるためには
双方の理解、共感、わかりあうことから
始めなければなりません。

自分と周囲の折り合いなら

自分はどうしたいのか
相手はどうしたいのか
互いが歩み寄るには
どうしたらいいのか。

ということを対話の中から探ります。

そして

自分との折り合いをつけるなら

まず、自分を知ること。
自分の中に葛藤があることを知り
本当はどうしたいのか。
なぜそうできないのか。
を探り
自分の中での折り合いをつける。

自分を知り
相手を知り
互いに歩み寄れる点をみつけて
そこからまた
同じ方向を向いて歩きはじめる。

自分勝手→自分らしく
独りぼっち→一人っきり

その変化には
自分を知ること
相手を知ること
その調和がとれるようになること。
という二人の成長のプロセスが
隠れていたのです。

ただし
気を付けておきたいのは
全てと折り合う必要はないし
全てと折り合うことはできないということ。

全方向に歩み寄ることはできません。
だからこそ
自分がどうしたいのかを知ることが
大切なのです。

自分は誰と
どこへ向かいたいのか
それがわかっていれば
「折り合い」の使い道も
自ずとわかるはずです。

「自分勝手」と「独りぼっち」から
始まった話でしたが

自分に立ち返り
互いにわかりあいながら
「一人っきり」でも「自分らしく」いられる
大切な秘訣を見つけれられた
セミナーとなりました。

このブログを読んで
「あの人にぜひ教えてあげたい」
と思い浮かんだ人がいれば
ぜひともシェアしてあげてください✨

最後までお読みいただきありがとうございました!

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