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風潮の潮目 映画「Don't look up」レビュー

こんにちは
こころ癒しカウンセラーゆうすけです♨️

LGBTQの当事者として
紆余曲折ありましたが

今ではカウンセリングを通じて
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駆け出しカウンセラーさんの自信に育てるお手伝いもしています🌱

既にカウンセラーとして
活躍されてる方にも
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お正月に映画を観ました。

といっても
映画館ではなく
Netflixで。

Netflixオリジナル映画
Don't look up


まずキャストが
超絶豪華です。

アカデミー賞受賞俳優が5人も出てます。

レオナルド·ディカプリオ
ジェニファー·ローレンス
ケイト·ブランシェット
メリル·ストリープ
マーク·ライランス

他にも
アリアナ・グランデとか
ティモシー·シャラメとか

「この人だけで映画が何本も撮れるでしょ?」
ってかんじの
オールスターキャストでした。


そして
そんなキャストを集めて作ったのは

重厚な歴史スペクタクル

ではなく

ブラックコメディ超大作!!

…すごいです。

Netflixの勢いを感じます。

【ざっくりあらすじ】
巨大彗星が地球に衝突する可能性を訴える
2人の天文学者。

政府に訴えるも
政治利用されて終わったり

彗星衝突の危機より
彗星に含まれるレアメタルの
経済的価値だけに注目されたり

ただのSNSのネタとして消費されたり

情報が氾濫する社会では
誰も真剣に受け止めてくれず…。

という
コメディなんだけど
痛烈な社会風刺を
キラキラ豪華キャストで
仕上げた
上質なエンタメでした。


【感想】
全体を通じて感じたのは

今の社会は
どこにリアルな現実があるのか
誰もわからなくなってるんだな。

ということです。

僕も含めて。

天文学者が
「彗星が半年後に地球にぶつかります」
と言っても

それが可能性が高い事実でも

そこには誰も
リアリティを感じ無くなっている。
多分
私たちのリアルは

既に

SNSや
メディアや
インフルエンサーが
創造している世界の中に
あるのかもしれません。

つまり
私たちは
リアルな現実より

影響力が大きい人が
作っている
『世界観』の方に
リアリティを感じて
生きているということです。

コロナ禍の騒動もそうです。

テレビが不安を煽って
国民を扇動する。

インフルエンサーが
信者を煽って
社会が分断する。

SNSでは
匿名の少数者が
「世間」だと思われて
社会の雰囲気が醸成されていく。

リアルな危機は
目新しさがないと注目されないし

注目されても
ネタとしての賞味期限が切れたら
使い捨てにされる。

そうこうしているうちに
現実が目の前に迫って
ようやく
リアルな現実に
リアリティを感じられる。

けど
その時には
時すでに遅し。

その滑稽さが
コミカルなんですけど

やはり
身につまされます。

果たして自分は
現実を見れているだろうか。

自分の頭で考えながら
生きているだろうか?


情報が少ない時代なら
情報は自分から取りにいかないと
いけませんが

情報が多すぎる今の時代は
取捨選択する力と

自分の選択に
責任を持つことが必要です。


割を食って
それを誰かのせいにしても

結局
現実を生きるのは自分なのですから。

影響を受けて
流されて
他人の「正しさ」にすがっても

その人たちが
責任を取ってくれるわけでは
ありません。

考えてみれば

そもそも

「正しさ」は流動的な性質のものです。

そう思うと
圧倒的な「正しさ」を探すよりも

多様な「価値観」として受け取り

自分で選んで行く方が

『風の時代』らしい
生き方なのかもしれません。


この映画のような彗星ではないにしても

誰かに
Don't look up!
と言われた時

Don't look up!
の風潮が蔓延している時

その風潮の潮目を見極めたうえで

「自分はどうするか?」と考えられる
力を持っておきたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

このブログを読んで
「あの人にぜひ教えてあげたい」
と思い浮かんだ人がいれば
ぜひともシェアしてあげてください✨

最後までお読みいただきありがとうございました!

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