【行動】こそ【結果】を出す唯一の【手段!】
「やべ~もうこんな時間だ。。。」
時計に目をやると23時を回ろうとしていた。
明日の12時までに提出しなければいけない、会議資料作成に行き詰っていた私は、ふと本棚に目をやった。
私は本が好きで、私の部屋には本棚が2つある。
机を挟んで両サイドに本棚があるのだが、向って右側はよく読む本、逆に左側は、あまり読まない本が置いてある。
なぜかその時は、左側のあまり読まない本棚のほうに目がいった。
「そういえば、この本棚の一番下ってなにがあるんだっけ!」と心にささやきながら、左の一番下の本棚に目をやった。
ちなみに、この本棚は3段にわかれている。そして本棚毎にもランキングがあり、1段目にランキングが高いもの、2段目、3段目に向うにつれてランキングが低いものが置かれている。ということは、左の本棚の3段目は全く興味のない本が並んでいるという事だ。
引越し時に本整理をして以来、配置を変えていないので、もう3年近くそこには触れていないと思われる。その本達には興味はないが、自分がどのような本に興味が無かったのか!については、がぜん興味が湧いてきたのだ!
「どれどれ、どんな本があるのかな?」ひとりでつぶやきながら、
左下の本棚に手をやると、そこには、本棚ではなく、過去使っていた自分の「5年前のビジネス手帳」が出てきた。
「うわ~懐かしいなぁ」
どんなことが書いてあるのか、ふつふつを興味が湧いてきて、無我夢中に手帳を読み漁った。
時間にして40分ほどだっただろうか。手帳を閉じると共に、背筋をひんやりとした嫌な汗が流れた。
最初こそ、懐かしさもあり、楽しい気持ちで読み進めていたが、終盤に向うにつれて、テンションが落ち、「やばい!」という焦りに変わっていく。
私は毎年、ビジネス手帳を使っているのだが、決まって一つの習慣になっていることがある。
それは、ビジネス書の最後のページに、【今年の目標】と【今年やることリスト】を書いているのだ。
5年前の手帳には、【挑戦】新しい事を始める!と記載がある。
そして、【今年のやる事リスト】には、家族旅行!と。。。
手帳を本棚に戻し、机に座り直した私は、今年の手帳を取り出し、最後のページを開く。そこに書いてある【今年のやることリスト】の頭に「必ず」と追記したのであった。
やろう!やろう!と思っていても、行動しなければ何も変わらない。
小さな一歩でよいから進んでみることで、結果が変わっていく。
・旅行サイトをみたり
・家族に旅行の話をしてみたり
・旅行の為に休みを申請してみたり
まずは小さな一歩を進めることが大切だと改めて気づかされた1日でした。