僕が好きなモノたち≪コーヒー編≫
Common criteria:モノの選び方
僕がモノを買うときのポリシー、それは「安物買いの銭失いをしない」ということだ。
子供の頃からお袋にはいろーんなことを言われてきたが、その中でも特に忠実に守っているのがこれ。なんでかな、昔から言われていた小言ほど、実は強力な知恵を授けられているということに気が付くのは30の坂を上り始めてからばかりだ。
毎日使うモノは特にはこの傾向が特に強い。逆に「あったらいいな」というレベルのものは買わない。それに費やす金と検討する時間がもったいないし、何より買われるモノやそれを作る・売る方々に失礼だ。今の自分には車がその最たる例だ。
「安物買い・・」に話を戻すと、値が多少張っても単純に毎日使うのであれば、耐用年数×365日で総額を割ってコストが自分の腹落ちする金額ならいいと思っている。
とはいえ、コストも含め、自分の中で何を決定要素とするか、その要素にどんな基準を設けるか、ぐるぐる迷う。で、毎回一つの買い物が終わるたびに息切れして、「もう少し次からはイージーに、スピード感もって決めちゃおう」と日和るのだが、また別のモノを買うときには冒頭に戻る。
やっぱり、時間をかけて決めた分、愛着がわくからだろう。そうしたものは例外なく、5年、10年選手として自分に寄り添ってくれる。その経験がいいモノを買うのに近道はないということを教えてくれている。
ビジネスに関してはスピードが大事だが、こうしたモノを選ぶにあたっては拙速という言葉を戒めとしている。
で、こうした「〇〇のおすすめ商品」というサイトやページはうなるほどあるが、(言い方が悪いけど)あまり役に立たないのが多い。
その理由は「書いている人と呼んでいる人が同じモノに求めるもの(要素や基準)が違うため」だと思う。
なので、この類のpostには私がどんな要素と基準もってそれぞれのモノを選んだか、クリアにご紹介したほうが上のもやもやが払しょくできるかなと。
(また)前置き長くなったけど、初回はコーヒーを淹れる道具のご紹介。
コーヒーは結婚してから子どもが生まれる前までは毎日のように淹れていたので、道具選びにも相当慎重になってしまった。ただ、その分今の道具たちは気に入っていて、長く使っていけると信じている。以下、2つの道具が今の自分にとって、コーヒーを淹れる際になくてはならない相棒たちだ。
Example 1:コーヒーポット
カリタ 細口ポット1.2L
https://www.kalita.co.jp/products/drippots/1962
コーヒーポットに求めたものは以下の要素
■容量
・1回の抽出で2,3杯は飲みたいので、1L以上はほしい
■形状
・台所狭いので横幅を取らない
・見た目が鏡面みたいにきれい
■取っ手
・注ぐときに熱くならない
■注ぎやすさ
・素人でも細かい湯量調節が聞く
■コスト
・4,000円以内
これにはまったのが、カリタのポット。他社製品だと、取っ手と注ぎ口が横に広がっており場所をとる、容量が小さい、コストが合わないなどの何かしらノックアウトファクターがでてしまった。
欠点らしい欠点はないが、あえてあげると、二重とはいえ、熱々のお湯を注ぐ際は取っ手が少し熱くなるところだろうか。ただ、ノックアウトというレベルではない。
Example 2:コーヒーサーバー
ユニフレーム UFコーヒーサーバー
https://www.uniflame.co.jp/product/66029
コーヒーサーバーに求めたものは以下の要素
■容量
・コーヒーポットに合わせ、1L以上はほしい
■用途
・アウトドアでも使える
■洗い方
・食洗器対応
■取っ手
・注ぐときに熱くならない
■形状
・ポット同様に見た目がきれい
■注ぎやすさ
・容量マックス近くまで入れても注ぎ口からこぼれない
■コスト
・4,000円以内
結論から言うと、コストと注ぎやすさは条件未達だった(後者は僕の技量不足だと思うが)が、それ以外はポット同様に満足度は非常に高い。
また、事前に僕はこの商品を使う機会に恵まれている。というのも、この商品を買おうと思ったのが妻の実家で義父が使っているものだったからだ。何回か使わせてもらったが、その操作性、デザイン性、機能性に惚れたというのがポットと違う。
かつ、義父はアウトドアにも通暁しており、その人が「これはアウトドアでも使えるいいものだ」と太鼓判を押していた(プラセボ効果※ではないと信じたい)。
※プラセボ効果とは偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられることを言う
我が家も子供がもう少し大きくなったらアウトドアに連れていきたいと(勝手に)思っており、そのときも想定して購入をしたという腹積もりがある。
改めて他の商品と比べたときにもコスト面では足が出ていたのだが、甘受できるレベルと判断をした。
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