カメラのセンサークリーニング
ニコンZ50。GWにお散歩カメラとしてよく使いました。
ダブルズームレンズ2本を持ち歩き、適宜交換して使いました。
大体、レンズ交換は外です。
交換は手早く、風やほこりの少なそうな場所で、センサーを下向きにして、センサーやカメラ内部にほこりが入りにくいよう気をつけてやっています。
これは昨日撮った青空。
うひゃ〜〜〜。
赤丸のところに汚れ、ほこりがみえます。
エアーで吹き飛ばし、レンズ交換しても消えないので、センサーについてますね...
クリーニングしましょう!
センサークリーニングは、メーカーのサービスやカメラのキタムラで有償でやってくれます。
ニコンの場合はこちら。
Zシリーズは、3,300円(税込)です。
予約制で、新宿のニコンプラザまで行かないといけません。予約できるのは少し先になります。
予約して持って行っても、少々時間はかかります(当日返してくれますが)。
量販店ではキタムラさんがクリーニングサービスやっています。
こちらも同じく、3,300円(税込)です。
予約不要で、店舗はあちこちにあるので、メーカーのサービスよりも使い勝手は良いと思います。
以前はヨドバシカメラでもやっていましたが、最近はやってないみたいですね。
このようにメーカーのサービスや量販店でのサービスもあるのですが、私は自分でやっています。難しくはないですよ。
<重要>メーカーの保証外なのであくまでも自己責任です。
専用のクリーニングキットがあるのでそれを使います。
VSGO(ヴィスゴー)のセンサークリーニングキット。このキットがおすすめです。
センサーサイズによって違いますのでご注意を。写真の品はAPS-C用です。
パッケージの絵を見ると、カメラに赤のラインが入っていてニコンぽいですね!笑
中身はこんな感じ。
ヘラの先にマイクロファイバーが巻いてあるスティックが12本入っています。1本1本パックされてます。このヘラは「swab(スワブ)」といいます。
それとクリーナー液。
スワブ(ヘラ)はこんなものです。
<使い方>
1)まずはセンサーのホコリを極力をエアブローで吹き飛ばします。
2)ホコリの着き具合を確認します。
白い紙や壁を撮影します。
絞り優先:F16〜22
マニュアルフォーカスで無限遠にする。
できるだけ高解像度にする。
シャッター速度が1秒前後になると思いますが、気にせず撮ります。撮影中カメラブレてもオッケー。
撮影したらパソコンで読み込み、露出を下げて、コントラストをあげて、汚れやホコリが目立つようにします。
お〜〜〜、ガッツリ映ってますわ。
このカメラはNikon Z50ですが、Z DX 16-50mmのレンズの場合、
焦点距離50mmにしてください。その方がセンサーの広い範囲をカバーできます。絞りはF22が良いです。
Before状態を撮ったら、クリーニングです。
3)クリーニング準備
スワブにクリーニング液を2滴垂らします。2滴で十分です。スワブの先っぽに位置を変えて2箇所に1滴ずつ垂らします。染み込むのを数秒待ちます。
4)クリーニング
スワブをセンサの左端に当て、右端までサッと拭きます。この時、スワブを進行方向に若干傾けて拭きます。
スワブの進行方向面を使って拭いたことなります。
今度はスワブの逆の面を使うようにして、右端から左端にサッと拭きます。
同じ面は2回使わず、必ず1回だけ使うようにします。ここ重要なとこです。ホコリがついた面を再度使うとセンサーに傷がつく可能性があるので絶対にやめましょう。
これでクリーニングは終わりです。
5)Afterを確認
再度、2)の要領で撮影して、きれいになったか確認をします。
見るとまだ赤丸のところに汚れ・ホコリがありますね。左下のはさっきはなかったので移動してきたものかもしれません。上の方はホコリというより汚れっぽいので、これ以上取るのはむずかしそうなので左下のだけ取って終わりにします。
もう一度、新しいスワブを使ってクリーニングします。
ちなみに・・・写真の左下に写っているということは、センサーの右上にホコリがついていることになります。
スワブではセンサーの上部を意識して拭きます。
6)最終結果
写真の上に残りがありますが、ここは今回は諦めです。
ですが、ほぼいい感じになりました。
次回クリーニングするときは上部を再度トライします。
このクリーニングキットはAmazonで1,382円です。
スワブ12本入りですから、1本あたり約115円です。
今回は2本使ったので、230円でクリーニング完了です!
あくまでも自己責任ではありますが、簡単ですので私は愛用しています。
使い終わったスワブは、カメラボディの掃除に使いましょう。センサーには再利用禁止ですが、カメラボディには使えます。細かいところを掃除するのに便利ですよ!