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EOS R5IIを考えている理由〜超望遠レンズの利用経験からわかってきたこと(#1547)

富士フイルムXマウント機でスナップを楽しんでいたとき、ふとカワセミを見たことから野鳥撮影にハマってしまいました。新宿御苑でカワセミを見かけ、それを追っている超望遠レンズ使いのカメラマンを見て自分も撮りたくなったのでした。

これまで野鳥撮影に使用してきたレンズはこいつらです。
この順に使用してきました。

  1. XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

  2. XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR(+1.4倍テレコン)

  3. XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR

  4. TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD(貸出)

  5. FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS

  6. SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS

  7. Z 600mm f/6.3 VR S(+1.4倍テレコン)(イマココ)

=> 焦点距離を伸ばしていった
=> フルサイズに変えた
=> 軽い単焦点レンズに変えた

大体こんな感じです。

フルサイズのロクヨン(600mm F4)、ハチゴロー(800mm F5.6)は未経験です。画質・性能を求めると、ロクヨン、ハチゴローしかないのはわかっていますが、3Kgを超える重量と150万円オーバーの価格の面から、この先も多分使うことはないと思います。

ロクヨン・ハチゴローは置いといて…これまでのレンズ経験からわかってきたことがあります。

私が重要視する軽量長時間の手持ちが可能なレンズだと、どのレンズでも大きな差はないということです。
もちろん差はあるのだけれども、被写体との距離の方が大事だし、近ければ、上記の3〜7のレンズはどれも綺麗に撮れます。
被写体が遠くなるとより解像性能には差が出てきますが、その差のなかで、このレンズが抜きん出ていて満足!という感じでもないんです。

最近特に思うのがAF精度(ガチピン率)が重要だということです。
前にも何回か書いていますが、被写体認識して、合焦マークになっていても、撮れた写真にピントが合っていないことが多々あります。野鳥の場合、そっちの方が多いと思います。
やはり「AF精度」が大事だなと思うのです。

したがって、500〜600mmの軽量な超望遠レンズを使う限りは、AF精度を高めるための検討と選択をしなければいけないと思うに至りました。

AF精度は、キヤノンが性能高いイメージを持っています。
(多分、合っていますよね?)

それがデュアルピクセルIntelligent AFに進化しました。

〜EOS R5IIのWEBサイトより〜
次世代AF、デュアルピクセルIntelligent AF
デュアルピクセルCMOS AF IIが、新エンジンシステムAccelerated Captureとディープラーニング技術をベースに、デュアルピクセル Intelligent AFへと進化。センサーから得られる大量の情報を瞬時に解析し、多様なAF情報から高精度にAF。高速連写との両立を実現したほか、検出性能の向上やアクション優先・登録人物優先など、トラッキング性能も大幅に向上。一人の選手を粘り強く追い続けるなど、これまで撮れなかった瞬間の撮影をサポートします。

これまで、500〜600mmクラスの超望遠レンズを何種類か使ってきた経験とキヤノンのAF精度への期待から、EOS R5IIに期待をかけているところです。

キヤノンの超望遠レンズは、ロクヨン・ハチゴローを除くと、100-500mm、200-800mmのズームと、F11固定の600mm・800mmの単焦点レンズがあります。F11のはちょっとアレなので外しますが、そうなると約1.4Kgの100-500mmと約2Kgの200-800mmの2択になります。

私は軽さを重要視するのでRF100-500mmを選択します。
500mmなので600mmを基準とすると少し短いのと、500mmで開放F7.1なので暗いのが難点ですが、これまで書いてきたように600mm f/6.3のレンズと比べると解像性能の差があるとは思いますが、それでもそれなりに写るだろうを思っています。

欲を言えば、キヤノンも556や663の軽量でリーズナブルなレンズを出してくれると嬉しいな。

RF100-500mmの仕様を見て、最短撮影距離は0.9mなのを知りました。
これはとても良いですね。
Z 600mm f/6.3は最短撮影距離4mだし、FE 200-600mmは2.4mだったので、それに比べるとかなり寄れる利点もあると思いました。

というわけで、明日23日のEOS R5IIの予約合戦には参戦いたします。

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