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#838 DxO PureRaw 2 [自動選択]を選んではいけない
DxO PureRaw 2、愛用しています。
RAW画像のノイズ除去とディティール再現に優れたソフトです。
私はRAWで撮影し、Adobe Lightroom Classicで画像を選択し、PureRaw 2でノイズ除去とディティール再現をし、再びLightroom Classicで最終加工して、書き出しをおこなっています。
Lightroom と PureRaw 2は相性良いのでシームレスに作業できます。
Lightroomで画像を5枚選択して、PureRaw 2のプラグインを起動すると、このような画面が出ます。
注:画像はX-T5で撮影した約4000万画素のロスレス圧縮RAWファイルです。パソコンはM1 Pro MacBook Pro 14インチ(メモリ16GB)です。
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PureRaw 2のノイズ除去・ディティール再現には、画面の「方法」のところにあるようにHQ・PRIME・DeepPRIMEの3つの選択肢があります。DeepPRIMEが一番優れているのでこれ一択なのですが、優れている=時間がかかります。
推定処理時間:約11分 になっています。
処理開始すると…..
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残り時間が13分に増えました。
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ストップウォッチで測ったのですが、5枚処理終えるのに約12分3秒かかりました。
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DeepPRIMEには高速処理の設定項目があります。

デフォルトでは自動選択になっています。ここは自動選択のままにしていました。
ふと気になって、「Apple M1 Pro」に変えてみました。
それから実行してみると…
プラグインを起動した時点では、同じく約11分と表示されます。
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処理するボタンを押してスタートすると….
5枚処理終えるに、約1分28秒でした。
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は、速い!!!!!
今まで私は何してたんだ….自動選択ってなんなの????
AppleシリコンのMacでPureRaw 2使用している方は、ここチェックしてみてください。
LightroomやPhotoshopの設定も自動はいかんかも…調べよう。