#717 X-T5 ファンクション機能の割り当てを決めた
多くのカメラは各ボタンに好みの機能を割り当てることができるようになっています。自分流にカスタマイズし、より使いやすくすることができます。
フジフイルムのカメラもカスタマイズ機能が豊富です。
ボタンに機能を割り当てる「ファンクション機能」
タッチパネルに機能を割り当てる「タッチファンクション機能」
よく使う機能をパネル式に並べて一発で表示する「Qメニュー」
「Qメニュー」の設定値を複数セット覚えさせることができる「カスタム登録」
例えば、X-T5の場合、「ファンクション機能」「タッチファンクション機能」にはこれらの機能を好きに割り当てできます。
注:静止画の場合です。動画はまた別に割り当てることができます。
四角で囲ったところは、私がボタンに割り当てしたい機能です。
ボタンの数は有限なので全て割り当てることができません。
青い枠が優先度の高い機能で、赤い枠はその次に割り当てたい機能です。
私がX-T5に割り当てた機能、割り当てたボタンをご紹介します。
<前面のファンクションボタン>
①VIEW MODEボタン
初期設定では「VIEW MODE」が割り当てられています。ここは何も割り当てず「VIEW MODE」ボタンとして使用します。ペンタ部なので何か割り当てても押しにくい位置です。
②Fn1ボタン
初期設定では「顔検出ON/OFF」が割り当てられています。ここには「シャッター方式」を割り当てました。電子シャッター、メカシャッター、電子先幕シャッターなどの切り替えをします。シャッターボタンの横なのでこの位置がわかりやすいです。私は通常は電子シャッターです。
③Fn2ボタン
初期設定では「ドライブ設定」が割り当てられています。ここは右手中指ですごく操作しやすいところです。「再生モード」を割り当てました。撮影後、写真を確認したい時にすぐに押すことができます。「再生モード」のボタンは背面の左にあるのですが、位置的に使いにくいのでFn2に割り当てました。フジXシリーズを使用している方の定番かと思います。
<背面のファンクションボタン>
①AFONボタン
初期設定では「AF-ON」が割り当てられています。親指AFは使用しないので、ここには「デジタルテレコン」を割り当てました。ここを押すごとに、1.4倍、2.0倍、なし、と切り替わります。押しやすくていい位置にあるボタンなので私がデジタルテレコンを重要視していることがお分かりいただけると思います。😄
(12/4追記)AFONボタンは「AFモード」にしました。
②リアコマンドダイヤル中央押し
初期設定では「フォーカスチェック」が割り当てられています。ここは「フォーカスチェック」のまま使用します。
③Qボタン
初期設定では「クイックメニュー」が割り当てられています。ここは「クイックメニュー」のまま使用します。
④AELボタン
初期設定では「AE LOCKのみ」が割り当てられています。ここには「AFモード」を割り当てました。シングルポイント、ゾーン、トラッキングをここを押して切り替えます。フォーカスレバーのすぐそばなのでわかりやすいと思います。
(12/4追記)AELボタンは「デジタルテレコン」にしました。AFONボタンとAELボタンの機能割り当てを入れ替えました。AELボタンのほうが押しやすいので、より使用頻度が高いデジタルテレコンにしました。
<背面セレクターボタン>
①Fn3ボタン
初期設定では「測光」が割り当てられています。ここには「被写体検出On/OFF」を割り当てました。野鳥撮影時に鳥認識に切り替えます。認識しにくいシチュエーションの時はOFFにします。
②Fn5ボタン
初期設定では「ホワイトバランス」が割り当てられています。ここには「セルフタイマー」を割り当てました。割とよく使います。
③Fn6ボタン
初期設定では「パフォーマンス」が割り当てられています。ここには「ブレ防止モード」を割り当てました。通常は常時手振れ補正ONで使用していますが、三脚やテーブルに置いて撮影する時、OFFにします。割と使います。
④Fn4ボタン
初期設定では「フィルムシミュレーション」が割り当てられています。ここには「AF-Cカスタム設定」を割り当てました。まだ研究中の機能で、鳥には何が一番いいのか試すので割り当てしました。落ち着いたら割り当てから外すと思います。
ここまでで、青枠の機能は全て割り当てできました。
さらに赤枠の機能も1つ割り当てできました。
残りは赤枠の4つです。
それらはタッチファンクション機能に割り当てます。
<タッチファンクション>
タッチパネルのタッチ機能をONにし、さらにタッチファンクションをONにすると、画面のフリック操作に機能を割当てることができます。フリックの方向は上下左右の4方向あるので、それぞれに機能を割り当てできます。
①T-Fn1(液晶モニターを上フリック)
初期設定では「ヒストグラム」が割り当てられています。ここには「顔検出ON/OFF」を割り当てました。ポートレート撮らないのでほとんど使わないのですが、友人や家族を撮る時にたまに使います。
人の認識とその他の被写体認識とはメニューが別れているので、そこうまくまとめて欲しいです。
②T-Fn2(液晶モニターを左フリック)
初期設定では「被写界深度確認」が割り当てられています。ここには「画質モード」を割り当てました。通常はRAW撮影なのですが、時々気分でRAW+JPEGにすることがあります。そのときに使います。
③T-Fn3(液晶モニターを右フリック)
初期設定では「情報表示拡大モード」が割り当てられています。ここには「フィルムシミュレーション」を割り当てました。ほぼPROVIAで撮っていますが、たまにPro Neg HiやASTIAで撮りたくなることがあります。RAWで撮って、後からカメラ内RAW現像したり、自宅でMacとカメラ繋いでX RAW STUDIO使えばネイティブなフィルムシミュレーションできるのですが、一応ね、富士フイルム機の売りだからね。
④T-Fn4(液晶モニターを下フリック)
初期設定では「電子水準器切替」が割り当てられています。ここには「ホワイトバランス」を割り当てました。AWBが優秀そうなのであまり使わないかもしれません。
これでひとまず青枠・赤枠の機能は全てファンクション登録できました。使い込んだら変えるかもしれませんがしばらくこれで使ってみます。
これとは別にQメニューをどのようなメニュー構成にするのか考えなくてはなりません。別途記事にします。
注:挿入した画像イラストは全て富士フイルムさんの「FUJIFILM X-T5 取扱説明書」より。
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