RAWとCRAW(#1598)
EOS R5IIの設定をひととおりし終えました。
実戦で使ってないので、いい感じにできているかはまだ分かりません。
しばらく試行と変更は繰り返すと思います。
設定の中で、どうしよう?と迷っていてまだどっちがいいのかわからない設定項目があります。
「画像サイズ」の項目です。
RAW撮影が基本なのですが、RAWの選択肢が「RAW」と「CRAW」の2つしかないのです。
CRAWのCってなにを表していますかね?
CanonのC?、Compact?、Compress?
R5IIのマニュアルを見ると、「CRAWはRAWに比べてファイルサイズが小さくなっています。」としか書いておらず、肝心の画質に関することわかりません。
ニコン、ソニー、富士フイルムだと「RAW」「ロスレス圧縮RAW」「圧縮RAW」とか「高効率★」「高効率」という表現になっています。
画質を損いたくないので「ロスレス圧縮RAW」を使ってきましたが、ニコンの高効率★は画質の劣化が少なく、場合によっては高効率★でもいいかな、と思っていました。
キヤノンはどうなの?
ネットの情報をみると、キヤノンの「RAW」は他社でいうロスレス圧縮RAWで、「CRAW」は圧縮RAW(高効率)のようです。<=これが合っているのかわからないですw
この記事の下の方にキヤノンEOS R6でのRAWとCRAWの画像比較が出ているのですが、暗部を持ち上げた時の劣化は結構目立っていますね。
野鳥撮影のときは、ハイライトが飛ぶのを嫌うのでかなりアンダー目に設定して撮っています。したがってRAW現像で暗部を持ち上げるのですが、その辺がどうだろうなと思うわけです。
この記事で紹介した野鳥カメラマンのお二人は共にCRAWを選択しています。理由は連写時のバッファ節約のためです。このお二方の写真は素晴らしいので、CRAWでも大丈夫そうにも思います。
今の状況を整理すると、こんな風に思っています。
野鳥撮影では連写時のバッファ確保のためにCRAWを選ぶのが良い。
CRAWは圧縮RAWなので画質劣化があり、暗部を持ち上げると劣化する。
キヤノンの特性としてハイライトには強い傾向があるらしいので、アンダー目にしすぎなければ良いかもしれない。
先に掲げた比較記事はR6での比較なのでR5IIはまた違う結果になるかもしれない。
ここは自分で実験して確かめるべきなので、実践に出たらまずはその試写をしまくろうと思います。太字にしたところがポイントかなと思っています。
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