MEMO
急に立ち上がった時に怪訝な顔で見てくる君を見るのが好きで、君はよく笑うからいつもおどけて見せて、そんな日常が非日常で特別なモノになるなんて日常であるうちは気づくことができない。
そんなありきたりなコトを思いながら傘を刺さずに雨の中を彷徨う。前髪から滴るしずくが口に触れて微妙にしょっぱさを感じる。汗なのかそれとも涙なのかもしかしたらしょっぱい雨なのかも知れない。でも水溜りに映るボクらは曇った顔をしてる。天気予報は意外と当たらないらしい。当てにならない。嘘吐き。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?