見出し画像

仁亀の終わりと、何人になってもKAT-TUNを追い続けた訳⑩最終回

めちゃくちゃ間が空いた上に、最後だけタイトル変えさせて頂きましたが、腐女子が仁亀・KAT-TUNにハマってしまった訳⑨の続きです。

最初に言っておきますが、ここではかなり赤西君に対して、当時の気持ちを言いたい放題書いていますので、読みたくない方は、ここでお引き取りお願いいたします。それからこれは、あくまで一ファンの捉え方ですので、ご自分の意志と責任を持ってお読みください。


TOUR 2007 cartoon KAT-TUN Ⅱ Youに赤西君も参加した留学復帰後、5人で始まったKAT-TUNの冠番組にも無事赤西君が加わり6人となりました。
そこからの。2007、2008、2009年前半までは、メンバーも仁亀も仲が良くて、本当に幸せでしたね。

そりゃ亀梨君は相変わらず必要以上に週刊誌やら2チャンやらで叩かれまくっていたし、亀梨アンチもすごかったですけど
そんなの関係ないくらい、やっぱりファンにとって、KAT-TUN6人でワチャワチャしている姿を見れるのは極上の幸福です。

冠番組でも、よく仁亀絡んでましたよね。
6人で沖縄の所さんの別荘へいった回や
堀北真希ちゃんゲストの時、亀梨君が、赤西君の使った箸で平気で料理を食べ、間接キスー!とメンバーに囃し立てられるシーン、大好きすぎて何度も見ました。
仁亀担にとって神回だった仁亀部屋。一緒の部屋になった時の、なんとも言えない、ついにやけてしまうような二人の様子には、久々に仁亀担としての血が騒ぎましたよ。


そんな彼らに、不協和音らしきものを感じるようになったのは
私の場合、2009年の、KAT-TUN SUMMER '09 Break the Records Tour8月後半、北海道の時です。

当時私は婚活に仕事に忙しかったため、東京ドーム公演のみ参加し、初めて地方遠征はせず、ツアーの様子は、M様やC様に聞く状態になっていました。
その時、北海道から帰ってきたC様達が、悲しみと怒りもあらわに話してくれたのです。

赤西君がずっとサングラスかけてて全く顔見せてくれないし、途中座りこんだり、とにかく態度が酷かった。
しかもアンコールがなかった、どんなに呼んでも出てきてくれなかった
私達何のために北海道まで見に行ったんだろう?と

その当時は色々な噂が出回っていて、それが真実とは断言できないですし、体調悪かったなら仕方ないという考え方もありますが
彼女達にしてみれば、KAT-TUNが観たくて、わざわざ北海道会場のチケットをとって観に行ったわけで、彼らに会える大切で貴重な一回です。

そのコンサートで、ごめん今日俺体調悪くてみたいなフォローもなく、ただただ不機嫌に見える態度でコンサートに出て、アンコールにも出ないってアイドルとしてどうなんだろう?
インフルエンザやノロやら高熱やら、本当に病気ならどうしようもないけど、体調管理も仕事じゃない?と、あくまでも私は、赤西君に対して思いました。(ちなみに5人になってからKAT-TUNは、あの時アンコール出れなくてごめんねと謝りました)

そして同時にこの時私は、あの留学前の不穏な感じが赤西君から現れ始めていることに、ようやく気付くのです。

実は当時の私は仁亀担と言いつつ強火亀担で、仁亀絡み以外は亀梨君を見るのに夢中で赤西君の変化に特に気づかず
仁も亀も同じくらい大好き!女としては赤西君の方が好きかも!なC様や、健康的な仁担Y様が
仁の様子が今までと少し違う気がすると、東京ドームあたりから言ってても、気のせいじゃない?くらいに二人の意見を聞き流していました。

しかし、この北海道の出来事を聞いてから
あれ?確かに赤西君また違う方に意識いってるかも。しかも前回の留学前より強烈にアイドルに対する不満を態度で表していると感じるようになります。

時系列は年表作ってないので覚えてないのですが
インタビューでの、仕事よりプラベが大事や、アイドルの考え方全然理解できないし無理、赤西仁に期待しないでくださいといった発言、だるそうな態度

極め付けは、昔は笑ってたのにという上田君に対する、KAT-TUNじゃない時は笑ってるよ発言で
ああ私、KAT-TUNファンも見る雑誌でこういう事平気で言える無神経なこの人本気で無理だわとなってしまったんですよね。

雑誌って、その時のメンバー間の雰囲気とか、ニュアンスとか、冗談とか、誰担かによって色々な見方があると思うんですよ。
でも私は、あの頃の赤西君の態度も発言も嫌で仕方なかったんです。

勿論、仁担の友人にはそんなこと言いません。
でもM様(仁亀担で亀よりの竜也さん推し)とは、自分達が赤西君に対して不快になっていたからって

もう亀、昔みたいに赤西君好きじゃないですよね。
何かの雑誌で、100年の恋も冷める瞬間は?の質問、愛が情に変わった時みたいに言ってたの、あれ、仁のことじゃない?とか

うろ覚えなのですが、冠番組の収録で、赤西君が、昔ハワイに行った時だかのお店の名前聞こうと思って二年ぶりに亀梨に電話したら、不機嫌な対応されたと暴露した話しを聞いて
他の仁亀担は、普段から連絡とりあってるから亀ちゃん素気なくなってるんだ!と盛り上がっていましたが

私とM様は、若い頃って世界が狭いから、赤西君カッコイイ!とか思ってたんでしょうけど世界が広がると変わりますよね。
プロ意識の高いキムタクさんとも仲良くさせてもらってるみたいだし
赤西君の仕事に対する態度や向き合い方に呆れてるから素っ気ない態度だったんじゃないか?と、勝手なことを語り合っていましたね。

とにかく当時の私の赤西君への気持ちは

アイドルを馬鹿にしている
アーティストの方がレベル高いと思ってる。
アメリカかぶれ
そんなにアーティストになりたいなら事務所やめてアーティストになれ!
KAT-TUNはおまえだけのグループじゃない!!
おまえの憤懣をKAT-TUNでの仕事にぶつけんな!

という怒りでした。


ただ、そんな風に赤西君に腹を立てつつも
どうにか上手く、赤西君のアーティスト性と、アイドルKAT-TUNを両立、融合できないもんかな?という思いもあったんです。

KAT-TUNは、メンバー1人1人のパフォーマンススキルが非常に高いグループです。
その中でも、仁亀の魅力は、Jr.時代から声質や雰囲気が似ているのに真逆であるところだと私はずっと思っていて
Break the Records でみせた、1582とWonderという真逆なソロパフォーマンスに、私はとても痺れたんです。

特に、赤西君のWonderは、いまでこそジャニーズも洋楽的な曲を歌ったりしますが、当時のジャニーズとしては、クリスタルケイさんとのコラボといい、画期的だったんですよね。

私は亀担なので、やはり1582が一番好きだし、素晴らしく芸術的だと思っています。
しかし、ジャニーズファンではない一般や、洋楽好きな方々に
KAT-TUNにはこんな表現も出来るメンバーがいると、さらに裾野を広げるなら赤西君のパフォーマンスを広めるのが一番なんじゃないかと、コンサートで初めてWonderを見た時思ったのです。


あと、個人的な見解なのですが、私は、赤西君の態度が酷くなった原因の中に、このクリスタルケイさんとコラボしたWonderを音源化できなかったことがあるじゃないかな?と考えたりしています。

退所した手越君が、あの事務所は恩恵も勿論沢山あるけど、自らこうしたいと提案しても、色々な柵があって中々実現しないと言ってましたが

Break the Records のアルバムにも、Wonderってはいってないんですよね。
全部妄想ですけど、多分赤西君は、クリスタルケイさんとコラボしたその曲を世に出したくて事務所と交渉したんじゃないかな?(余談ですが、2011年安室ちゃんと山Pコラボ曲だした時、なんで山Pは出せて赤西君のはダメだったのよと、ちょいと思いました)

だからね、私は、赤西君の態度や発言にムカつきながらも
どうにかKAT-TUNの仕事と、赤西君の目指すアーティスト指向の折り合いつける方法があれば!という希望もあったんです。

そのきっかけは、時期もどの雑誌だったかも覚えていないのですが
なるべく長くKAT-TUNでいられでばという、赤西君の雑誌での発言でした。

2009年8月頃から、この人はもうKAT-TUNでいたくないんだろうな、アーティストになりたいんだろうなと思っていた私やC様、M様は
この発言を意外に思いながらも、大丈夫かもしれない、上手く6人で融合する道を模索し始めてくれてるかもしれないと希望を持ちました。

特に、2010年にはいってからね。
多分あの時期だけ、飯島さんがKAT-TUN受け持ってくれていたんじゃないかな?

スマスマに6人で出て、スマップの皆さんがたまに毒あるツッコミしつつ、凄く愛情持ってKAT-TUN6人を番組に迎えてくださった時は
スマップには学べること沢山あるし、赤西君にも言うべきこと言ってくれるだろうし、このまま6人でいい方向にいってくれるんじゃないか!と、私はかなり期待を持ちました。

中居君と石橋貴明さんがMCを務めていた歌番組で、中居さんが赤西君に
一回留学して!やっぱりKAT-TUNがいいと思って戻ってきたんだろう!KAT-TUNは都合のいい女達じゃねんだよ!と突っ込んでくださった時も
そうだそうだ!と、中居君に感謝の気持ちでいっぱいになりましたね。

確かこの後だったかな
KAT-TUNのツアーと別に、赤西君が外国でソロコンすることが発表されたのは。

正直この時はね、2006年の留学の時みたいに、戻ってくるんじゃないかという希望は、私の中でかなり薄かったです。
でも、2010年からのスマップさんとの絡みや、なるべく長くKAT-TUNでいたいとも言ってくれていた赤西君の発言に縋り、僅かな希望も持っていたんですよね。

けど結局、結果はああです。
赤西君は外国でのソロコンサート後、グループには帰ってこず
きちんとファンに脱退することに関する記者会見もせず、短いマニュアルの一文であっけなく脱退。

そして、赤西君脱退後、仁はKAT-TUNとレベルが違うから!とか言う、一部の仁担の発言も相まって、私の赤西君に対する、KAT-TUNでいてほしかったという感情は消えました。

それでもやはり、赤西君の脱退はショックでしたよ。
初めて海賊帆コンサート観に行って6人のKAT-TUNを見た時のこと
仁亀というシンメがこの世に存在しているなんて奇跡だと感動したこと
色々思いだして号泣しましたからね。

それに私は、仁亀二人の声が、ハモったりユニゾンになった時の、全くぶつからず綺麗に溶け合っていくような響きが好きだったので
もう二度とコンサートでは聴けなくなるのだと思うと辛くてたまらなかったです。


赤西君の脱退が発表された直後、私はC様と、仁担Y様、仁がいるから彼氏とは結婚しないとまで言っていたE様と、KAT-TUN5人での東京ドームコンサートに参戦しました。
コンサートって本来とても楽しみなものですが、私はまだ赤西君脱退発表の衝撃とショックが大きくて非常に不安でした。

実際にコンサートが始まり、オープニングのメンバー紹介で赤西君がいない現実を目の当たりにした時
ちゃんと覚悟してきたはずなのに、こんなにも感情って揺さぶられるものなのかと、自分でもコントロール出来ないほど、本当に胸が締め付けられるように痛く苦しくなって

ダメだ、見てられない、立っていられないと
コンサート中なのに、私はその場に蹲って大泣きしたくなりました。
メンバー達ももちろん、ファンが傷ついているのは分かっていて
正直その会場は、アイドルのコンサートなのに、全く手放しで楽しい空間ではありませんでした。

だけど亀梨君と竜也さんが、私達に笑ってとでもいうように、二人で肩を組んで、笑顔で歌ってる姿が大スクリーンに映し出されているのを見た時
私の好きな人はまだここにいる。5人はこんなにも一生懸命私達ファンに笑顔を届けようとしてくれている。
だからコンサートを楽しもう!と、突然スイッチが切り替わって、その後の私は、最後まで楽しむことができたんですよね。

しかし当然、仁担の友人達はそうはならず
E様はコンサートが終わった瞬間、もう耐えられないというように、1人で走ってコンサート会場から出て行き帰ってしまいました。
もう一人の今も仲のいいY様は、大丈夫大丈夫と言ってましたが、次の日熱をだして寝込み
今は、違うよあれ、単に体調悪かっただけだよと言ってますが、少なからず影響があったのかなと思っています。

その後、仁亀が好きだった方は、辛くて見ていられないとファンを辞める人
赤西君がいなくなったからこそ、グループを一生懸命応援する!となる人
ソロ活動の赤西君を応援する人と別れていき

それからもまあ色々ありましたよ。
その度に、なんで?と泣きましたし
なんなんだこのアイドルグループは!とも思いました。

だけど結局今も、三次元創作活動はやめましたが、亀担、KAT-TUNファンは続けています。
自分の結婚や出産と共に、地方までコンサート行くとかはできなくなりましたし
正直初期の頃ほどの熱があるのか?と言われれば、それはないのかもしれませんが、やっぱり私の中で、亀梨君、KAT-TUNというのは特別な存在です。

アイドルって、現実と理想の狭間というか、夢見させてくれる存在というか、そういうものだと思うんですけど
私が夢中になったのって、結局彼らの生身の部分だったのかなと思って

アイドルはみんなそうですが、コンサートや舞台を作りだすために、忙しいスケジュールの中
ダンスや歌、フォーメーションの練習をして、ステージではそんな苦労一切見せず、笑顔で私達を楽しませ、夢見せてくれます。

ただ、やっぱり彼らは生身の人間だから
特に私が好きになった頃、彼らはまだデビューしてなかったんでね
落ち込んでる時は痩せこけるし、顔色悪くなるし
舞台のアクロバットでは涼しい顔でいようとしつつ、苦しげな表情を見せる時もあったし
そういう生身の人間な部分に、自分はハマったような気がするんですよね。

あとアイドルって、自分がきつい時でも笑うんですよね。
赤西君脱退直後のコンサートでも、亀梨君と上田君の笑顔が私を救ってくれましたが、修二と彰の時もね、亀梨君の笑顔にグッとくることがありました。

亀梨君の当時の人気は凄い事になっていたけど、それに反比例するように身体はガリガリで、肌もライト当たってないとボロボロで、精神的にも肉体的にもきついんだろうなと思って見ていた時
朝の情報番組か何かで、ドラマの入りを突撃取材されたんですよ。
その時亀梨君、TV局に入ってきた時は疲れた顔していたのに、インタビュアーが近づいてカメラ正面に向けられた途端、口角を上げて笑顔作ったんです。
なんか私、そういうのに弱いんですよね。

中丸君が、田口君脱退後、グループ活動を一旦休止して充電期間に入る前のロングインタビューで
メンバーが脱退するってのは、身を切るような痛みなんでと、初めて言葉に出して語った時や

ずっと、赤西君脱退した時の心境を語ってこなかった亀梨君が、何年か経ってからやっと
自分の場合、隣にいる人がいなくなった感覚だったからとか
二人で出たごくせんは見直せないとか
赤西がやめたなら自分もこのグループにいない方がいいんじゃないかと思ったと語ってくれた時

ああ、そうだよな。
ファンも辛かったけど、実際共に過ごしていた彼らは、もっと辛かったよなと今更のように思ったんですよね。

それでも当時のコンサートでは、自分達の辛さも、ファンの辛さも全て背負って、笑顔でファンを楽しませようとパフォーマンスしてくれるんだから、本当にアイドルって凄いよなって思うんですよ。

まあそれがプロなんでしょうけど
私はやっぱり、自分自身にたとえきつい事があった時でも、ファンの前では笑顔を作って、夢見させようとしてくれる彼らを尊敬してやまないのです。

そして私の場合、そのアイドルとしての笑顔の奥の生身をなんとなく自分なりに感じていて
彼ら自身が、数年後や充電休止前にファンに正直に伝えてくれた事で、余計離れられなくなった気もします。

というわけで、①から書いてきた、腐女子が仁亀、KAT-TUNにはまった訳
長々と書いてきましたが、ここで終わりにしたいと思います。

それからもし仁担の方や、赤西君好きな方々も読んでいたら、赤西君に対して言いたい放題書いてしまって申し訳ありません。

あくまでも当時そう思っていただけで
事務所脱退後、ソロアーティストとして活動し、アルバムやCD、DVDなども評価され、自分の道をちゃんと進んでいる赤西君のこと、今の私は立派だと思っています。

私ね、赤西君の曲好きなんですよ。あまり洋楽すぎるものはそんな好きじゃないんですけどね。
赤西君がメイサちゃんと結婚した時、脱退の傷も少し癒えてきていたので、ユーチューブでKAT-TUN脱退後の彼の音楽、何曲か聞いてみたんです。

その時、イエローゴールドや、フィフスシーズン、ボデイートークとか聴いて
悔しいけどいい曲作るな、そりゃメイサちゃんおとすわと思いました。
後最近だと(最近なのかわかりませんが)Babyとかも好きですね。なんだか必死のフォローみたいになってしまってますが本当です。

あと聖君と田口君の事もね
そりゃ逮捕された時は、KAT-TUNの名を汚すな!
どんな気持ちであんたらの脱退を受け止めたと思ってんだこのスットコドッコイ!!(古い突っ込みですがおばさんなのでお許しください)と、とてもムカつきましたし
報道のたびに、元KAT-TUNて名前出さないでよ!
亀梨君、中丸君、上田君3人は真面目に頑張ってるんだからさ!と思っていましたが

10周年で、全員の名前を言った亀梨君の挨拶の言葉だったり
15周年コンサートの、GOLD、Le ciel、Never againメドレーの、Never againで、赤西君、田口君、聖君の声をそのまま使って歌うKAT-TUNを見て

そりゃ報道あった時はムカついたけど
彼らがいたから、KAT-TUNがあったし
聖君の優しさや、田口君の笑い声が好きだった自分も確かにいたわけで

だからね、今は本当に、何人の時のKAT-TUNも
過去の全てが自分にとって愛おしい思い出だと思っています。

はからずも今また、色々なことが起こっていますが
自分はこれからも、亀梨君を、KAT-TUNを応援していくだけです。

て話終えたつもりがまた長々とすいません。
そんなわけで、こんな腐女子おばさんの、オタクで熱苦しい文章を最後まで読んでくださった方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!!


いいなと思ったら応援しよう!