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2008年のKAT-TUNとピアノと私と現在③

かなり間が開いた上にタイトル少し変えましたが、こちらの続きを書いていきます。ちなみにここからはKAT-TUN事より私の話中心になるので、興味ない方は回れ後ろでよろしくお願い致します。

さて、楽しかったQUEEN OF PIRATES大阪参戦を終えた次の日の早朝
私はC様Y様より一足先に新幹線に乗って、KAT-TUNのアルバムを鬼リピしながら家路につきました。

しかし、正確な日にちは覚えてないのですが
確かその週か次週の土日に講師コンサートがあったので、いつまでもKAT-TUNに浸っているわけにはいかず

帰宅後母に「あんた一体何やってんのよ?」と呆れられながらも
自分の部屋だと絶対KAT-TUNのDVD観たりパソコン開きたくなると、事前に楽器店の練習室を借りていた私はすぐ仕事場に向かいました。

そこでピアノ練習をして、午後から生徒さんのレッスンといういつも通りの一日を過ごせて
弾丸だったけどコンサート観に行けてよかった✨と心から思ったのです。

ただ、楽器店での練習の休憩中先輩の先生に
「唯先生頑張ってますね」
と言われた時、なんだか凄く、罪悪感みたいなものも感じてしまったのですよね。

音大の友達や音楽教室の先生方って、ピアノや音楽に対する熱量が本当に大きくて、行動力ある勉強熱心な方々が多いんですよ。

周りのピアノ講師仲間は、どうしてもこの先生のレッスンを受けたくて!とドイツに短期留学したり、講座受けに行ったりしてるのに
私がどうしても行きたい!となるのはKAT-TUNコンサート。

音大の友達は、輸入版の楽譜やCDが沢山ある図書館や本屋で興奮してウキウキしているのに
私が心からウキウキしたのは、普通の本屋では中々売ってない漫画家さんのBL本を手に入れるため都内のアニメイトへ行った時

私も仕事柄、子どもの教え方講座受けたり、外国人ピアニストの方の公開講座受けたりしたこともありましたが
周りの先生方受けてるんだから私も受けた方がいいよね?という感覚で
周りの皆に比べて、私って本当に薄っぺらい人間だと凄く劣等感を抱いていたのです。

今の私は、ジャニオタで腐女子であることも、私の大事な一部だと思っているし、今思えば自分の心底好きなことに対して失礼だったと思うのですが
当時は自分の趣味を恥じていて、なんで私はこんななんだ。ピアノ講師失格だし生徒さんにも申し訳ないと本気で思っていたんですよね。

だから幼い頃からの恩師に
「結婚してるわけでもない、かと言って本気で音楽を学びたいわけでもない、一体どうなりたいのよ?」
と言われた時に大きく婚活に舵を切り、それから三年後夫と出会い結婚したわけですが
(婚活に関しては「ジャニオタ腐女子の婚活」マガジンにまとめています)

夫の転勤先にある音楽教室に就職が決まっていたものの、流産をきっかけにピアノ講師をきっぱり辞めた時
心のどこかで、これでよかったのかもしれないと思う自分がいました。

勿論流産は全然良かったと思ってないですよ。
そう、流産して初めて知ったのですが
妊娠報告してた友人何人かに流産の報告した時、実は自分も一人目そうだったと話してくれた友人が結構いて

あれ本当に辛いよねと言いながらも皆すぐ仕事復帰してるんですよね。妊娠報告してないから流産手術しても会社休むわけにいかなかったと言う友人もいて

私は正直手術も術後の痛みも辛かったし、流産から半年くらい精神的にとじこもっちゃって、全然働く気おこらなかったので
働く女性達って、本当に凄いよなと心から尊敬しました。

て、話が飛び飛びになりましたが
とにかく、そこできっぱりピアノ講師を辞めた私は、再び夫の転勤で関東に戻ってきてからコールセンターのパートを始め

それから妊娠してパート辞めて
(この時期聖君脱退で大泣きしたっけな)

出産して
(緊急帝王切開と大量出血による悪寒と痛みで、つい次は男に産まれたいと思ってしまいました💦)

子育てして
幼稚園でママ友付き合い上手くできず悩んでみたり
(この時期田口君脱退したりKAT-TUN充電したりしてまた泣いたよね)

二人目妊活しようとしたけどチョコレート食べたら歯がかけて、こんなことで歯がかけてるようじゃ妊娠なんてできねえ!と諦めたり

その間に三次元同人活動から足を洗い
オリジナルBL小説を書き始め、カクヨム等の小説投稿サイトで色々な方々に出会い刺激を受けたり
家事代行や飲食店、給食のパートをしたり

そんな中、ピアノは弾けなくならないようにある程度練習はしていたものの完全に趣味になっていて、もう二度とピアノ講師に戻ることはないと思っていました。

しかし、色々な流れで最近再び音楽教室の講師に復帰することになり
2008年当時、婚活、オタ活やりながらピアノ講師していた時の自分の演奏を最近久々に見たのです。

実は2、3年前、母が実家の断捨離で見つけて持ってきてくれたのを久しぶりに見た時は
私もうこの曲全然弾けないし、体重は増えてぶくぶく太ってるし、ピアノは昔より全然弾けなくなってるし
ただでさえ怠惰な人間なのに、更にダメ人間になってるじゃんと思い落ち込みました。

でも今見たらね
私昔、自分は他の先生方に比べて薄っぺらいし全然ダメなピアノ講師だと思ってたけど、自分なりに凄く頑張ってたじゃんと思えたんですよね。

勿論ね、ちゃんと勉強してる人からしたら
当時の演奏だって、初っ端からめちゃくちゃテンポ走ってるし音外しまくってるし(特に最後のほうやばい💦)色々ありますよ。

だけど、今の私はこの曲全然弾けないけど
昔も今も、私は自分で自分の生き方を選んで生きてきたし、その時その時で、自分ができることはやってきたしやってるよと思えたのです。

私は昔から、自分の見た目も性格も嫌いで、自分にあまり興味がありませんでした。
キラキラした人達みたいに美しくもなきゃ才能も頭脳も普通レベル。
だったらせめて足りない分、何クソと人並み以上に頑張る人間なら良かったのに
すぐサボりたがるし、お菓子食べながらひたすら漫画読んでたくなるし、なんもしたくなくなるし
こんな怠惰な自分の人生よりも、漫画やBLやアイドルを追ってる方がずっと楽しいと思っていて

心の学びや講座を受け始めたのも、それを学べば、私も亀梨君や尊敬してる人達みたいに前向きでストイックな努力家になれるんじゃないかしら?
KAT-TUNに何かあるたびに沈みまくったり、ストレスで食べまくったり、子育てで一杯一杯になって些細なことで夫や娘に八つ当たりしない優しくて立派な人間になれるかも!と思ったのがきっかけでした。

でも色々学んで結局わかったのは
あ、私は憧れの人達みたいにはなれないんだわということで

そう言うと、自己否定に聞こえてしまうかもしれないのですがそうじゃなくて
もう、自分じゃない素晴らしい人間になろうとするのはやめて
理想の人間にはなれない、頑張れない自分を受け入れようという、私的には究極の自己肯定に辿りついたのです。

といっても、どうせできないんだからなんもやらないことにしたわけではなく
めちゃくちゃ自分へのハードルをさげ
家事もピアノも小説やエッセイ書くことも
一個でもやったら凄い!偉すぎ私!と褒めまることにしたのです。

そんな訳で、今後の目標
①家はなるべく綺麗に整え、家事もなるべく丁寧にやる
②ピアノの練習毎日10分はやる。
③クラシック、コード、それぞれの先生のレッスンを2.3ヶ月に一回は定期的に受ける。
④YouTubeに弾けるようになった曲、年に一回くらいはのせられるようにする
⑤投稿サイトに、小説やエッセイ1ヶ月に一個は更新できるようにする。
⑥BL作家目指して小説改稿投稿する。
⑦Xダラダラ見ずに、10分タイマーつけて見るようにする
⑧標準体重目指すため、とりあえずお菓子減らす
⑨亀梨君、KAT-TUN応援オタ活は明るく楽しむ!ゴチャゴチャ考えすぎない

とまあこんな感じで、かなり自分へのハードル下げて、その日できなくても落ち込まず頑張っていきたいと思います。

最後は結局何が言いたいんだか上手くまとまらなくなりましたが、最後まで読んでくださった方には本当に心から感謝です!ありがとうございました!
ではでは!

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