会社を辞めてフリーランスになる人へ 3 - 国民健康保険と国民年金の保険料は?支払い方法は?PayPayで払える?
会社員の頃は、社会保険や年金などの処理はすべて会社がやってくれていたので、実際にこれらをどのくらい払っていたのか、実感がない…という人も多いことと思う。そこで今回は、国民健康保険と国民年金の保険料や支払い方法について解説したい。
はじめに
国民健康保険と国民年金の手続きや基本知識についてはこちらのnoteにまとめてあるのでご覧いただきたい。
フリーランスになったら、国民健康保険と国民年金はどれくらい支払うのか?
国民健康保険の保険料
国民健康保険料は一定額に決まっているわけではなく、年齢や前年の収入によって変わってくる。また、各自治体が管轄する地域なので、住んでいる地域によっても違いがある。
多くの自治体では保険料の早見表やシミュレーターが用意されてるので、そちらをご確認いただくのがよいだろう。
また、こちらのような民間サービスによるシミュレーターもあり、とてもありがたい。
国民年金の保険料
令和6年度(令和6年4月~令和7年3月まで)は月額16,980円。国民年金の保険料は毎年度見直しが行われる。
支払いは、全納(1年分)、上期(4-9月分)払い、月払いが選べる。それぞれの納付書が送られてくるので、定められた期日までに支払いをしよう。
また、前納にすると割引が適用されるのでちょっとだけおトクになる。ちょっとだけどね。
国民健康保険と国民年金の支払い方法
国民健康保険、国民年金ともに、以下の支払い方法が利用できる。
納付書
口座振替
クレジットカード
スマートフォンでの支払い
※国民健康保険は、ねんきんねっとを利用した支払い方法もあるが、現在停止中とのこと
さて、気になるスマートフォンでの支払い方法について詳しく見ていこうと思う。
保険料支払いに対応するスマートフォン決済の種類
以下のスマホ決済サービスが、国民健康保険料および国民年金の支払いに対応している。
auPAY
d払い
PayB(PayBと提携している各金融機関が提供する決済アプリを含む。)
PayPay
LINE Pay(2023年11月1日から対象)
楽天ペイ(2023年4月17日から対象)
めちゃくちゃカンタン!保険料をPayPayで支払う方法を解説
保険料をPayPayで支払う方法は驚くほどカンタン。
まずPayPayアプリを起動して「スキャン」をタップ。
納付書のバーコードを読み取り。
支払い画面が表示されたら「今すぐ支払う」をタップ。
これで支払い完了!カンタンでしょ。
注 コンビニでPayPay払いはできない
納付書をコンビニに持って行ってPayPayで支払うことはできない。行っても骨折り損になってしまうので注意。(筆者談)
さいごに
納付書から直接スマホ決済ができるようになって、ほんとうに便利な世の中になって来たなぁと実感すると同時に、ますます引きこもりが捗る時代になってきた。いやぁ、生きやすい時代になったね!←
このnoteでは、引き続き、同じように中年フリーランスになった方やなろうと志す方に向けて、自分の経験や学んだことを発信していきたいと思う。
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