ハイターおばさん
2020年5月に入籍し、もうすぐ2ヶ月が経とうとしています。自分に他人(ひと)との共同生活ができるのか、という不安もありましたが、今のところはうまくいっています。ように見えます。嫁さんのおかげです。ありがとう。
さて、嫁さんの行動の中でひとつ、当初から疑問に思っていたことがありまして、それは、毎日キッチンのシンクの排水溝にハイターをかけること。毎日ってとこがミソで、最初は「あれ、そんなに汚れてた?」って聞いてたんだけど、見ると実際全然汚れていないことも。
ハイターをかける光景をよく見かけるので、「もしかして毎日やってる?」と聞くと、Yesの回答が。理由を聞くと、どうも過去にひとり暮らしをし始めた頃に、真夏の排水溝で大惨事を味わったそうな。
それ以来、徹底的に排水溝を清掃するようになったとのことです。消耗品ストッカーには必ずハイターの詰め替え用が常駐しています。
そんな嫁さん、どっちが言い始めたかは忘れましたがハイターおばさんと呼ばれるようになり、今では自分で「もうハイターおばさんやっていい?」とか言うようになりました。
今では「これっておばさん中?」(ハイターをかけて時間をおいている状態のこと)などと、「ハイターをかける作業 = おばさん」という、言葉に変化しはじめ、いったいハイターはどこへ行ってしまったのだろう。
思えば、アパートに初期設定でついている排水溝のフタと受け網?は使わず、100均のものに変えていたし、台所のゴミ箱買うときもパッキンがついているかをしきりに確認していました。よっぽど悲惨なできごとがあったんだろうな。
毎日、コーヒー飲む?と聞いてくれて、素晴らしい嫁さんだと思っていましたが、実は豆の粉を処理してからおばさんしたいから聞いてただけだったというのが発覚し、ふたりで大爆笑。そんな感じで楽しく過ごしています。
という、ただの惚気みたいになってしまいましたが、自分がこうして他人(ひと)と共同生活できていることに日々感謝しているところです。それではまた。
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